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2021.05.21

選手情報

2018年覇者の世界3位・ハレプが全仏オープンを欠場。前哨戦で左足を負傷

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ハレプが左ふくらはぎのケガのため全仏オープンを欠場

5月21日、世界ランク3位のシモーナ・ハレプ(ルーマニア)が、左ふくらはぎのケガの影響で全仏オープンを欠場することを自身のSNSを通じて発表した。

【画像】自身のSNSで欠場を発表したハレプ

2018年の全仏オープンでグランドスラム初優勝を果たしたハレプは、「今年のローラン・ギャロス出場を辞退することに心苦しく思う。残念ながら左ふくらはぎの断裂の回復には時間が必要で、大会までの時間があまりに短すぎる」と、欠場の理由を綴った。

5月12日に行われた「BNLイタリア国際」(イタリア・ローマ/WTA1000)のアンゲリーク・ケルバー(ドイツ)との2回戦で、同箇所を痛めて途中棄権をしたハレプ。翌日には、検査の結果、筋断裂と判明し、「少しでも早く復帰できるようにできることはすべてやるつもり」としていた。

ハレプにとって、全仏オープンは特別な大会。2014年大会でグランドスラムで初の決勝進出したものの、それから4年越しでようやく手にしたタイトルだ。「グランドスラムを欠場することは、私のアスリートとしての本能や願望に反するものですが、これは正しい決断です。パリに行けなくなると考えると悲しくなりますが、回復にエネルギーを注いで、前向きに考え、治ったらコートに戻ってきます。2022年のローラン・ギャロス、あなたを迎えに行くわ!」と治療に専念していくと綴った。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma