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2021.05.30

選手情報

大坂なおみがストレート勝利で2回戦進出。苦手クレーで世界63位に快勝[全仏オープン]

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Photo by Getty Images

大坂なおみが初戦突破! 速いテンポの攻撃でティグにストレート勝利

全仏オープンのセンターコート、フィリップ・シャトリエ・コートのオープニングマッチとなった女子シングルス1回戦、第2シードの大坂なおみ(日清食品/世界ランク2位)が、パトリシア・マリア・ティグ(ルーマニア/同63位)を6-4、7-6(4)で下し、2回戦進出を決めた。

【動画】大坂なおみ全仏1回戦勝利の瞬間


2年ぶり5度目となる全仏オープン出場を果たした大坂。同大会での最高成績は3回戦進出(2016年、2018年、2019年)となっており、昨年は3度目のグランドスラム優勝を果たしたUSオープン後に太ももを痛め、欠場している。

今年2月の全豪オープンで4度目のグランドスラム制覇を果たした大坂だったが、苦手とするクレーコート・シーズンでは前哨戦2大会を戦い、WTA1000マドリード大会では2回戦敗退、WTA1000ローマ大会では初戦で敗れている。1回戦相手、ティグとは2015年のWTA125ホアヒン大会で対戦し、6(6)-7、6-2、6-1で逆転で勝利。クレーコートでは初対戦となった。

第1ゲームでブレークポイントを握られた大坂だが、これをサーブポイントでしのいで、キープに繋げると、直後のゲームでリターンから果敢に攻撃。4度のブレークポイントを生かして、ティグのサービスゲームを破った。その後も大坂は、高い打点でボールを捕らえ、速いテンポの攻撃で次々とポイントを獲得。5-3で迎えたサービング・フォー・ザ・セットで、アンフォーストエラーが続いてブレークされてしまったが、それを引きずらずに直後のゲームをラブゲームでサービスゲームを破り、6-4でセットを奪った。

第1セットに続き、自身のサービスゲームで攻撃のリズムを作った大坂だったが、ティグのサービスゲームを破れず。試合はタイブレークに突入した。そのタイブレークで大坂は、丁寧なストロークでティグを崩し、5度のミニブレークに成功。ストレートで2回戦進出を決めた

試合を通して、大坂はファーストサーブの確率が50%台だったものの、89%でポイントを獲得。セカンドサーブでのポイント獲得も50%以上という数字を残し、安定したサービスゲームを見せた。

勝利した大坂は、2回戦でアナ・ボグダン(ルーマニア/同102位)と対戦。両者の対戦はこれまでになく、初対戦となる。

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