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2021.05.31

選手情報

日比野菜緒、世界87位ストヤノビッチのフォア強打を攻略し、ストレート勝ち!![全仏オープン]

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全仏オープン2年連続
1回戦突破を決めた日比野

5月30日、全仏オープン女子シングルス、日比野菜緒(ブラス/同82位)は、ニーナ・ストヤノビッチ(セルビア/同87位)と対戦。7-6(4)、6-2で勝利し2回戦に駒を進めた。

【画像】大坂なおみ、土居美咲、日比野菜緒が出場! 全仏OP女子シングルス組み合わせ


日比野とストヤノビッチは、ツアーレベルでは初対戦となるが、2017年に中国・柳州でのITF6万ドル大会で対戦しており、その際には6-1、6-1でストレート勝ちしている。

第1セット第1ゲーム、日比野はショットミスが続いていきなりブレークを許してしまうが、第4ゲームでブレークポイントを迎えると、バックハンドを叩いてブレークバックに成功する。その後は、キープが続く展開に。ストヤノビッチは高いボールをフォアハンドでどんどん打ち込んでくるが、日比野は粘ってゲームを作っていく。
そのままタイブレークにもつれると1オールで、ストヤノビッチがダブルフォールトし、労せずミニブレークに成功。日比野は5-4でバックをネットしてしまうが、直後、ストヤノビッチがまたもダブルフォールト。セットポイントを迎えると、ここでストヤノビッチからアンフォーストエラーを引き出して7-4。セットを先取する。このセット、ストヤノビッチは8本のダブルフォールトを犯している。

第2セット序盤はブレーク合戦に。
まず第1ゲームで、日比野は4度目のブレークポイントで幸先よくブレークに成功。直後にブレークバックを許してしまうが、第3ゲームで日比野はまたも粘りを見せ、3度目のブレークチャンスでブレークに成功し、2-1とする。

3-2で迎えた日比野のサービスゲームもロングゲームに、3度ブレークポイントを握られるが凌ぐ。続く第7ゲーム、15-30では転倒後すぐに立ち上がってパッシングショットを成功させると、続くポイントでミスを引き出してブレークに成功。5-2とすると、続くゲームを見事キープして6-2。初戦を勝利した。

2年連続で1回戦を突破した日比野、2回戦では第21シードのエレナ・リバキナ(カザフスタン/同22位)と対戦する。

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Photo by Takeo Tanuma