ナダル、12試合ぶりに全仏でセットを落とすもベスト4入り
全仏オープン11日目、男子シングルス準々決勝で第3シードのラファエル・ナダル(スペイン/世界ランク3位)が、第10シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン/同10位)を6-3、4-6、6-4、6-0で下し、ベスト4進出を果たした。
【動画】25本のラリーを決めたナダルのフォアハンドウィナー
大会14度目の優勝を狙うナダルは、今大会、セットを落とすことなく順当に勝ち上がると、4回戦で第18シードのヤニック・シナー(イタリア/同19位)と対戦。将来を期待される若手に苦戦したものの、大事な場面での勝負強さを発揮しストレートで破っている。
対するは、ナダルと同様に1セットも落とさず勝ち上がっている好調のシュワルツマン。両者は過去11度の対戦があり、ナダルの10勝1敗。全仏オープンでは、2018年と2020年大会で対戦し、いずれもナダルが勝利している。
第1セット、序盤から見応えのあるラリー戦が繰り広げられ、シュワルツマンは積極的にコートの中に入ってプレーする。しかし、ナダルもシュワルツマンのバックハンドの高い打点にボールを集めて、簡単にポイントを取らせない。互いに1度ずつブレークした第8ゲーム、攻め急いだシュワルツマンにミスが続き、ナダルがこのチャンスを見逃さずブレークに成功。直後のサービスゲームをしっかりキープし、第1セットを6-3で先取した。
第2セットも互いに一歩も譲らず、シュワルツマンが先にリードをするも、第5ゲームでナダルが3本のブレークポイントを生かしてブレークバック。その後、両者キープを続け、ナダルのボールに押されることなく、力強いショットを放ったシュワルツマンが、第10ゲームでリードを奪い、セットを取り返した。
第3セット、両者ブレークポイントすら握らせない緊迫感のあるプレーを見せ、試合が進む。試合が動いたのは第9ゲームだ。回り込みのフォアハンドで攻撃したナダルが、ラリーの主導権を握ると、シュワルツマンのミスを引き出してブレークに成功。均衡を破ると、次ゲームをラブゲームでキープし、セットを奪った。
第4セットで勝利を決めたいナダルは、第1ゲームでブレークに成功すると、第3ゲームでもシュワルツマンのサービスゲームを破り、一気に突き放しにかかる。その後もシュワルツマンに反撃を許さず、第5ゲームでもブレークに成功し、大会14度目のベスト4入りを決めた。
ナダルは、準決勝で第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア/同1位)と第9シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア/同9位)の勝者と対戦する。
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