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2021.06.22

選手情報

ティエムが復活を宣言、GS優勝後のモチベーション低下を認め「今では元気に戻ったし、いつもどおりだ」

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「ショット、フットワークはまたよくなってきた」とティエムは自信

今週、ATP250マヨルカ選手権に出場するドミニク・ティエム(オーストリア/世界ランク5位)が、ATPの取材に対し、昨年成し遂げたUSオープン初優勝後に「モチベーションが少し欠如していた」こと、そして「今では元気に戻ったし、いつもどおりだ」と復活宣言をした。

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先の全仏オープンでは、パブロ・アンドゥハル(スペイン)に初戦で敗れたティエムは、「ローラン・ギャロスの直後、自宅のハードコートで2週間、ショットの修正のために練習していたんだ。それもあって、ショット、フットワークはまたよくなってきたように感じている。ここマヨルカではすでに4日過ごしていて、かなりいい感じだよ。ただ、芝では何が起こるかはわからない。大事なのは自分のショットを修正し、フットワークを改善して再びコートでよく動けるようにすること。それこそ自宅でやってきたことだからね」とその後に懸命に練習していたと告白。

そして、昨年、USオープンでグランドスラム初優勝を成し遂げたあと、モチベーションの面で問題があったことを認めるコメントをしている。
「(GS優勝後の不調は)至って普通のことだと思う。我々は、ある目標、大きな目標のためにとにかく一生懸命にプレーしてきている。そして最終的に達成した。僕の場合、その前に3度(グランドスラムの)決勝で敗れているから、優勝はより大きな目標だった。達成できて大きく安堵したし、そのあと考えすぎてモチベーションが少し欠如していた」とティエム。

「ただ、時間が経つに連れて、良くなってきている。今では元気に戻ったし、いつもどおりだ。全仏オープンでは十分にプレーできなかった。芝は何が起こるかわからない。だから、とにかくハードに練習して自信を付けて、試合でいいプレーをしたい」とその状態から脱したと復活宣言をしている。

真の目標は来週から始まるウィンブルドンでの勝利だ。そのために、今週どれだけの自信を積み上げることができるだろうか。

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Photo by Takeo Tanuma