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2021.06.23

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メドベデフ、試合序盤で不安定さを見せるもストレート勝利「次はもっといいプレーができる」[マヨルカ選手権]

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メドベデフ、芝シーズン初勝利! 次戦の相手は世界14位のルード

6月22日、「マヨルカ選手権」(スペイン・マヨルカ/ATP250)シングルス2回戦、第1シードのダニール・メドベデフ(ロシア/世界ランク2位)は、コランタン・ムーテ(フランス/同85位)と対戦。6-4、6-2のストレートで下し、ベスト8入りを果たした。

【動画】メドベデフ、ムーテの笑える&驚愕ラリー

芝シーズン初戦となった先週の「ノベンティ・オープン」(ドイツ・ハレ/ATP500) 1回戦では、第1セットでリードを奪いながら、逆転で敗れたメドベデフ。「ハレでは3日間か練習ができなかったが、それでは調子が出なかった。だから、マヨルカに来て試合をしようと思ったんだ」と今大会はワイルドカード(主催者推薦)で出場し、芝での自信を取り戻しに来た。

この日の試合でメドベデフは、最初のサービスゲームで40-0からムーテにブレークされたものの、徐々にリズムを取り戻して、1-4から2度のブレークに成功。ブレークされて以降、メドベデフはサービスゲームで2ポイントしか落とさず、5ゲームを連取し、第1セットを6-4で奪った。

これで勢いに乗ったメドベデフは、第2セット第5ゲームでブレークしリードを奪うと、第7ゲームでもムーテのサービスゲームを破って、5-2に。サービング・フォー・ザ・マッチとなった第8ゲームには3度のブレークポイントを握られたが、それをしのいでストレートで勝利を決めた。 

試合後のオンコートインタビューでメドベデフは、「最初はコートに2球も打てず、40-0の時にはサーブも入らなかった。芝の最初のゲームでは、ベストではない。でも、この試合に勝てたことは本当にうれしい。それが自信になるし、次のラウンドではもっといいプレーができると思う」と初戦を勝てたことを喜んだ。

準々決勝でメドベデフは、第5シードのキャスパー・ルード(ノルウェー/同14位)と対戦する。今シーズン、ルードは全豪オープンでグランドスラム初の4回戦に進出。クレーコート・シーズンでも安定した成績を収め、ATPマスターズ1000のモンテカルロ大会、マドリード大会ではベスト4入りし、5月のATP250ジュネーブ大会でツアー2勝目を挙げている。

世界ランクではシーズン開始時の27位から14位とキャリアハイを更新しているルードに対し、メドベデフは「キャスパーは素晴らしい選手で今年(ランキングを)大きく上昇させている。彼の得意なサーフェスではないから、それが少しでも助けになればいい。でも、彼がいいプレーをしていることは間違いないし、僕もベストを尽くす必要がある」と警戒した。

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