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2021.06.23

選手情報

ティエム、芝シーズン初戦で右手首を負傷し途中棄権[マヨルカ選手権]

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ランニングショットの後、右手首を抑えて顔をしかめたティエム

6月22日、「マヨルカ選手権」(スペイン・マヨルカ/ATP250)シングルス2回戦で、第2シードのドミニク・ティエム(オーストリア/世界ランク5位)は、アドリアン・マナリノ(フランス/同42位)と対戦。第1セット途中で右手首の負傷し、棄権することとなった。

【動画】ティエム、芝シーズン初戦で右手首を負傷

過去2度の準優勝を誇る全仏オープンで、まさかの初戦敗退となったティエム。その後、母国オーストリアに戻り、ショットの修正、そして芝シーズンに向けた練習を行っていたという。ATPの取材に「オーストリアで2日間、マヨルカで4日間ほど練習したが、かなり調子は良かった。だが、芝の上では何が起こるかわからない。僕にとって重要なことは、ショットの修正やフットワークを改善し、コート上でうまく動けるようにすることで、それがオーストリアではできた」と語っていた。だが、この日の試合はティエムにとって災難となってしまった。

第1セット、互いにサービスキープし迎えた第6ゲームで、ティエムがブレークに成功。直後のサービスゲームをきっちりキープし、5-2とリードを広げる。だが、第8ゲームの15-0で放ったフォアハンドのランニングショットの後、ティエムが右手首を抑え、顔をしかめた。すぐさまメディカル・タイムアウトを取り、手首にテーピングを巻いたものの、プレーを再開することはできず。棄権することを決断し、マナリノと握手を交わし、わずか35分で芝シーズン初戦を終えた。

ティエムと握手をした後、心配そうな表情で会話を交わしたマナリノは、「準々決勝に行けたことはいいことだが、こういう勝ち方はいいことではない。ドミニクのことが好きだし、彼はとてもいい人だから早くよくなることを願っているよ」とコメント。準々決勝では、キャリア通算500勝を達成した39歳、フェリシアーノ・ロペス(スペイン/同90位)と対戦する。



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