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2021.06.25

選手情報

ティエム、ウィンブルドンを欠場。右手首のケガで「数週間は休むことになる」

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ティエム、右手首のケガでウィンブルドン出場断念。担当医師はナダルの主治医

6月24日、世界ランク5位のドミニク・ティエム(オーストリア)が、自身のSNSを更新。右手首の再検査の結果、尺骨(小指)側の後鞘に剥離が見られ、ウィンブルドンを含む今後数週間にわたって試合に出場できないと発表した。

【画像】ティエム、SNSでケガの状況を発表。ウィンブルドン含む3大会を欠場

ティエムは、22日に行われた「マヨルカ選手権」(スペイン・マヨルカ/ATP250)シングルス1回戦の第1セット途中で、フォアハンドのランニングショットを放った際に右手首を負傷。そのまま途中棄権することを余儀なくされ、翌23日には「昨日の試合中に、手首に問題が発生した。すぐにマヨルカの病院でMRI検査を受けましたが、問題は明らかにならず。(手首の)スペシャリストに見てもらうために、バルセロナ(スペイン)に行くことを決めました。数日のうちに、明確な診断結果が得られると願っています」とSNSで綴っていた。

発表によると、右手首尺骨側の後鞘に剥離が見られたとしており、今後サポーターを5週間ほど着用。その後、復帰するために手首の可動性、筋力を回復させる段階的なリハビリを行っていくとしている。担当した医師は、スペインのデビスカップ、フェドカップ、グランドスラムにおける医療責任者を務めるアンヘル・ルイス・コトロ氏。ラファエル・ナダル(スペイン/同3位)の主治医でもあり、2018年の右足首の手術を担当している。

ティエムは「できるだけ早く回復するため、医師の言うことをすべて聞くつもりだ。数週間は休むことになると言われているが、早くコートに戻れるよう頑張る」とコメント。また、今回のケガにより、6月28日に開幕するウィンブルドンを含む、出場を予定していた3つの大会の欠場も発表。「ウィンブルドン、ハンブルク、グスタードの3大会を欠場することになり、申し訳ないと思っている。これらの大会は僕にとって重要な大会だ。厳しい状況の中、ファンのみんなの応援に感謝している」と綴った。

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