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2021.06.30

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セリーナ涙のリタイア。好スタートから一転、足を滑らせて故障、プレー続行不可能に[ウィンブルドン]

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本命かとも言われていた今大会でまさかの棄権に

6月29日、ウィンブルドン2日目、女子シングルス1回戦、第6シードのセリーナ・ウイリアムズ(アメリカ/世界ランク8位)は、アリグザンドラ・サスノビッチ(ベラルーシ/同100位)と対戦。第1セット第6ゲーム途中で棄権し、1回戦敗退となった。

【動画】ヒザから崩れ四つん這いとなり涙ながらに棄権したセリーナ


今年9月26日で40歳を迎えるウイリアムズにとって、大きな目標と言われるのが自身24冠目となるグランドスラム優勝。大坂なおみ(日清食品/同2位)やシモーナ・ハレプ(ルーマニア/同3位)が欠場し、本命不在と言われる今大会では、ブックメーカーのオッズで本命に予想されるなど、優勝のチャンスだと思われていた。

1回戦の相手となったサスノビッチに対して、第4ゲームでブレークに成功したウイリアムズ。だが続く第5ゲーム、トラブルは起きた。30-15でのラリー中、ウイリアムズは下がりながらフォアハンドを打った際に、足を滑らせて右足をさらに痛めてしまう(元々テーピングを巻いていた)。そのゲームをなんとかプレーしたが、サスノビッチにブレークバックを許してしまい、3-2に。すると、ベンチに戻るウイリアムズは、まともに歩けなくなっていた。ここでメディカル・タイムアウトを取る。

そして戻ってきたウイリアムズだが、左右にこそ多少動けたものの、前方向にはまったく動くことができない状況になってしまう。しかし、リターンゲームより問題となったのは、直後のサービスゲーム。最初のサービスをネットすると、ウイリアムズの目には涙が浮かんでいた。

なんとか2ポイントをプレーしたウイリアムズ、15オールで迎えたポイントの3球目、サスノビッチの返球に動こうとした際に、ヒザから崩れ落ちて、四つん這いに。何とか立ち上がったところに、レフェリーが駆け寄ると棄権を申し出た。

痛みを押しながらプレーしようとしていたウイリアムズに対して、会場からは惜しみない拍手が。それに対して何度となく右手を掲げ、ウイリアムズはコートを後にした(コートを出るまでは足を引きずらずに歩いていたが、芝の外に一歩踏みでるとかなり足を引きずっていた)。

試合後、よほどショックだったのか会見は行われず。「棄権をしなければならなかったのは、とても残念。私の愛と感謝の気持ちは、センターコートに立つことを意味あるものにしてくれたファンとチームにあります。コートに入った時も、去る時も観客みんなの温かさとサポートを感じたことは、私にとってすべてでした」との声明を出した。

センターコート第2試合のアドリアン・マナリノ(フランス)に続いて、スリップして故障。そして棄権という流れ。雨が降ったことによる影響なのか、屋根が閉まったことによる影響なのかはわからないものの、あまりにも残念な結果が続いてしまった。

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