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2021.07.15

選手情報

フェデラーの思い出の品々が総額5億円以上で取引! ナダルとの対戦時のアイテムが最高額に

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フェデラーの思い出のアイテム300点が5億円以上で落札

“史上最高のテニス選手”の呼び声高い、世界ランク9位のロジャー・フェデラー(スイス)が、これまでのキャリアで使用してきたラケットやウェア、シューズなどの300点をオークションに出品。総額5億円以上の金額で落札された。

【画像】ナダルと対戦した2007年ウィンブルドン決勝でのアイテムが最高額で取引

オークションは、6月23日から7月14日にかけてイギリス・ロンドンのクリスティーズでライブとオンラインで開催され、フェデラーのグランドスラム20度を制したキャリアの中から300点のアイテムが出品。

ライブオークションでは、フェデラーのグランドスラム優勝時のアイテム20点が出品され、うち7点が1500万円以上で落札。中でも決勝でライバルのラファエル・ナダル(スペイン)を下した2007年のウィンブルドン使用ラケットとウェアや、2009年の全仏オープン初制覇時のアイテムは、今回のオークションで最高額となる18万7500ポンド(約2850万円)の値で落札された。

また、オンラインオークションには6大陸44ヵ国から買い手がつき、ハイライトとなったのが、2019年のウィンブルドン決勝などで使用されたラケットの3本セット。最低予想価格の約106万円を大きく上回り、23倍以上となる約2470万円で落札された。

オークション開始前までは、全アイテムの最低予想価格が100万ポンド(約1億5200万円)とされていたものの、その3倍以上となる339万ポンド(約5億1567万円)で落札。収益は、フェデラーが設立した「ロジャー・フェデラー財団」に全額寄付され、アフリカやスイスの子どもたちの教育をサポートするために使用されるという。

<落札価格トップ10>
[1] 2007年ウィンブルドン使用ラケット、ウェア、シューズ:18万7500ポンド(約2850万円)

[1] 2009年全仏オープン使用ラケット、ウェア、シューズ:18万7500ポンド(約2850万円)

[3] 2019年ウィンブルドン使用ラケット3本セット:16万2500ポンド(約2470万円)

[3] 2009年ウィンブルドン使用ラケット、ウェア、シューズ:16万2500ポンド(約2470万円)

[5] 2017年ウィンブルドン使用ラケット、ウェア、シューズ:13万7500ポンド(約2090万円)

[6] 2018年全豪オープン使用ラケット、ウェア:12万5000ポンド(約1900万円)

[7] 2017年全豪オープン使用ラケット、ウェア:11万2500ポンド(約1710万円)

[8] 2012年ウィンブルドン使用ラケット、カーディガン:10万ポンド(約1520万円)

[9] 2009年全仏オープン着用ウェア:7万5000ポンド(約1140万円)

[10] 2011年全仏オープン使用ラケット、シューズ、ラケット:5万6250ポンド(約855万円)

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma