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2021.07.19

選手情報

ベレッティーニ、ウィンブルドン準優勝も太もものケガで東京五輪を欠場

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ベレッティーニ「2~3週間は競技に復帰できない」

7月18日、世界ランク8位のマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)が、自身のインスタグラムを更新。ウィンブルドンで痛めた左太ももの検査を受けた結果、2~3週間の休養が必要だと診断され、24日から行われる東京オリンピックを欠場すると明らかにした。

【SNS】ベレッティーニ、東京オリンピック欠場に「非常に残念」

6月下旬から7月中旬にかけて行われたウィンブルドンで自身初となるグランドスラム決勝に進出したベレッティーニ。惜しくも決勝でジョコビッチに敗れたものの、持ち味のサーブとフォアハンドを生かした攻撃は、多くのテニスファンを魅了した。

24日からスタートする東京オリンピックのテニス競技にも出場する予定だったが、ウィンブルドンで痛めた左太ももの検査をしたところ「2~3週間は競技に復帰できない」と診断されたため、欠場することを決断。「イタリア代表であることは僕にとって最大の名誉であり、オリンピックを欠場することは非常に残念。東京でのイタリアチームの健闘を祈ります。ずっと応援しています」と綴った。

ベレッティーニは、ベスト8に終わった6月中旬の全仏オープン後、すぐさまイギリス・ロンドンで行われたATP500ロンドン大会に出場。見事優勝を飾ると、続くウィンブルドンでも決勝まで勝ち上がり、その決勝ではテーピングを巻いて登場した。

試合後の会見でベレッティーニは、「足に痛みはあったが、幸いにもそれほどのものではない。テーピングしたのは、役に立つと思ったからで、この1ヵ月はとても長かった。パリからロンドンに来てたくさんの試合をしたんだ」と、あくまで深刻なケガではないと語っていた。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma