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2021.08.06

選手情報

錦織圭、試合巧者の世界29位ノリーに逆転勝利でベスト8入り。次戦、世界3位のナダルと対戦の可能性 [シティ・オープン]

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錦織圭、ノリーのストロークに苦戦も逆転勝利で準々決勝進出

8月5日、「シティ・オープン」(アメリカ・ワシントンD.C./ATP500)シングルス3回戦が行われ、錦織圭(日清食品/世界ランク67位)が、第7シードのキャメロン・ノリー(イギリス/同29位)を3-6、6-3、6-3のフルセットで下し、今シーズン4度目のベスト8入りを果たした。

【画像】錦織圭、準々決勝進出! 次戦、ナダルと対戦の可能性「シティ・オープン」シングルスドロー(組み合わせ)

今大会、錦織は初戦でサム・クエリー(アメリカ/同68位)を6-4、6-3で下すと、2回戦でも第9シードのアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン/同39位)を6-2、7-5とストレートで勝利。順調にベスト16入りを決めた。

この日の試合、錦織は第1セット第3ゲームでノリーのセカンドサーブをフォアハンドに回り込んで強打。リターンエースでブレークに成功し、先にリードを奪う。だが、直後のサービスゲームをブレークされると、第6ゲームでもノリーにカウンターショットを決められ、2-4に。トップスピンの効いたフォアハンドに加え、ミスのない低く滑ってくるバックハンドに錦織は苦戦。なかなかポイントに結びつけることができず、3-6でセットを落とした。

何とか1セットを奪いたい錦織は、リズムよくサービスゲームをキープするも、ノリーもチャンスを与えず。互いにサービスキープが続く。それでも、集中力を切らさなかった錦織は、4-3で迎えた第8ゲームでここまでチャンスのなかったノリーのサーブに食らいつくと、最後はフォアハンドのダウン・ザ・ラインを決めてブレークに成功。直後のサービスゲームもきっちりキープし第2セットを6-3で奪い返した。

勝負のファイナルセット、流れに乗りたい錦織は第1ゲームでブレークポイントを握られるも躍動感あふれるプレーを見せて、サービスキープすると、第3ゲームでブレークに成功。第4ゲームでブレークバックされた錦織だが、第5、第7ゲームとサービスゲームを破ると、リードを保って逆転でベスト8進出を決めた。

勝利した錦織は、準々決勝で第1シードのラファエル・ナダル(スペイン/同3位)と第14シードのロイド・ハリス(南アフリカ/同50位)の勝者と対戦する。

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