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2021.08.17

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大坂なおみ、記者会見で涙を流して会見が中断[ウェスタン&サザン・オープン]

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写真提供:ゲッティ イメージズ

久しぶりとなるツアーでの会見だったが…

現地8月16日、大坂なおみ(日清食品/世界ランク2位)は、今週からスタートしているWTA1000大会「ウェスタン&サザン・オープン」(アメリカ・シンシナティ)の記者会見に出席。記者からの質問に答えたあと涙を流した。ツアーでの記者会見は、全仏オープンで会見出席を拒否して以来となる。

【写真】大坂なおみ東京オリンピック写真


きっかけとなったのは、地元紙記者の質問。メディアとの関係、そこから得る利益について質問をされると、大坂はしばらく考えたあとに、なんとか“メディアと話すのが苦手である”ということ、“自分のためにしか話せない”と告白。その後、別の記者からの質問を聞いているタイミングで、涙を流してしまった。結局、会見は一時中断。その後、続行された。

ニューヨークタイムズ紙のローゼンバーグ記者はツイートで“質問は明らかに攻撃的な意図があった”と告白。大坂の代理人から「シンシナティのいじめっ子(の質問)こそが、今、選手とメディアの関係が問題視されていることの象徴だ」という言葉も合わせて紹介している。

大坂は、8月14日には、自身のルーツでもあるハイチで起きた地震被害に向けて、同大会での賞金をすべて寄付すると表明している。

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