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2021.08.19

選手情報

大坂なおみ、東京五輪後初の実戦で逆転勝利! フルセットの熱戦の末に世界24位のガウフを破りベスト16[ウェスタン&サザン・オープン]

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Photo by Getty Images

大坂なおみ、約3週間ぶりの試合で世界24位のガウフを逆転で下す

8月18日、「ウェスタン&サザン・オープン」(アメリカ・シンシナティ/WTA1000)シングルス2回戦が行われ、第2シードの大坂なおみ(日清食品/世界ランク2位)は、コリ・ガウフ(アメリカ/同24位)と対戦。4-6、6-3、6-4のフルセットで下し、約3週間ぶりとなった実戦で勝利を挙げた。

【画像】ハイチの国旗がデザインされたマスクを着用して入場した大坂なおみ

東京オリンピック以降、約3週間ぶりの試合となった大坂。大会前の記者会見では、「東京ではいいプレーができたと思っていたが、いくつか判断が甘い部分があった。その感覚を取り戻したい」と語り、30日に開幕するUSオープンに向けて、良い感覚を取り戻したいとした。また、14日に起きた父の祖国であるハイチの大地震について、「自分はそれほど多くのことができていないと感じている。賞金は私が最初に思いついた最も認知を高めることができること」と、今大会で手にした賞金を寄付するとしている。

この日の試合、ハイチの国旗がデザインされたマスクを着用して入場した大坂は、第1セット、落ち着いたプレーで着実にポイントを積み重ねるも、ガウフも安定したストロークと、要所を締める攻撃的なサービスに苦戦。互いに一歩も譲らない戦いとなったが、大坂は第9ゲームでガウフにブレークを許し、4-6でセットを落とす。

続く第2セット、第3ゲームでミスが重なり、ガウフにブレークされた大坂だが、直後のゲームでブレークバックに成功。試合をイーブンに戻す。さらに、4-3で迎えた第8ゲームでサービスゲームを破って、そのまま6-3でセットを奪い返した。

勝負のファイナルセット、大坂は第2セットからミスの増えてきたガウフを攻めたて、第1ゲームでブレークする。その後も浮き沈みの少ない安定したプレーを見せた大坂が、リードを保って逆転で試合を制した。

勝利した大坂は、3回戦でジル・タイヒマン(スイス/同65位)と対戦する。

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