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2021.09.15

選手情報

世界103位のサングレン、試合時間わずか14分で失格処分。線審にボールをぶつける

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サングレン、線審にボールをぶつけ失格に。試合時間わずか14分

9月14日、ATPチャレンジャー大会「アトランティックタイヤ選手権」(アメリカ・ケーリー)1回戦、第1シードのテニス・サングレン(アメリカ/世界ランク103位)が、線審にボールをぶつけたことで失格になった。

【画像】失格処分について自らの非を認めたサングレン

クリストファー・ユーバンクス(アメリカ/同199位)との1回戦に臨んだサングレンは、第1ゲームでブレークし好スタートを切る。だが、問題は第2ゲームに起きた。40-30とゲームポイントを握ったサングレンだが、次のポイントを落とすと、ボールボーイから渡されたボールをフェンスに向かって強打。映像にこそ残されていなかったものの、そのボールがフェンスに跳ね返り、線審の臀部に当たってしまったという。すぐさま主審が試合を止め、スーパーバイザーが呼ばれて協議に。結果、失格処分が下され、試合時間はわずか14分だった。

過去に全豪オープンで2度のベスト8入りしているサングレンだが、今シーズンはここまで19大会に出場し、本戦でわずか7勝にとどまり、ランキングも大きく下降。8月下旬から行われていたUSオープンもイリヤ・イバシュカ(ベラルーシ/53位)にストレートで敗れていた。

試合後、サングレンは自身のSNSで「投げられたボールをフェンスに叩きつけたら審判のお尻に当たってしまい、結果失格になった。これはすべて僕の責任だ」と綴った。

審判にボールを当てたことで選手が失格になったのはこれが初めてでなく、記憶に新しいのは昨年のUSオープン4回戦でノバク・ジョコビッチ(セルビア/同1位)の放ったボールが線審の喉に当たって失格に。また、2017年のデビスカップではカナダのデニス・シャポバロフ(同12位)が、主審の目にボールを当てたことで失格になったことがある。

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