close

2021.09.25

選手情報

フェデラーが観客としてレーバーカップの会場に! 観客もスタンディングオベーションで迎える

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

SHARE

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

Photo by Getty Images

フェデラーの登場に観客も大歓声!

9月24日に開幕した「レーバーカップ」(アメリカ・ボストン)に欠場を表明していたロジャー・フェデラー(スイス/世界ランク9位)が登場。観客もスタンディングオベーションで迎えた。

【動画】観客として試合を観戦するフェデラーにファンもスタンディングオベーション!

第1回から第3回まで出場し、欧州選抜を勝利に導いてきたフェデラーは、8月にヒザの手術を受け、ケガからの回復に励んでおり、今シーズン終了を明らかに。今大会も欠場を明らかにしていた。

だが、自身のSNSで開催地のボストンに到着したことを明らかにしたフェデラーは、24日にアメリカ『CNBC』の番組にジョン・マッケンローや大会の創設に携わったフェデラーの代理人、トニー・ゴッドシックとともに出演。

「テニスには豊かな歴史があり、それを思い出すことが重要だ。ロッド・レーバーは我々にとって英雄であり、ビヨン・ボルグやジョン・マッケンローにとってもそうだった。僕にとっては、年間グランドスラムを2度も達成したレジェンドで、アマチュアからプロへと転身した人でもある。そこでテニスのレガシーのために何かできるのではないか、若い人たちを巻き込んで、ジョン(マッケンロー)やビヨン(ボルグ)のような最高の人たちから学び、ライバルがチームメイトになるようなことができるのではないかと思った」と、大会創設のきっかけを語った。

開幕戦となった欧州選抜のキャスパー・ルード(ノルウェー/同10位)と世界選抜のライリー・オペルカ(アメリカ/同19位)の試合では、一人の観客として試合を見つめるフェデラーが、スクリーンに映し出されると、観客は大歓声。スタンディングオベーションで迎えた。

大会は3日間行われ、欧州選抜と世界選抜による団体戦。各日シングルス3試合とダブルス1試合が行われ、1試合の勝利につき、初日は1ポイント、2日目は2ポイント、最終日は3ポイントが加算され、先に13ポイントを獲得したチームの勝利となる。過去3年はいずれも欧州選抜が勝利している。

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録