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2021.09.28

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シナー初優勝の大会に挑む、「タイトルを防衛するために来ている」[ソフィア・オープン]

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思い出の大会で連覇に挑むシナー

ヤニック・シナー(イタリア/世界ランク14位)が、昨年ツアー初優勝を成し遂げた「ソフィア・オープン」(ブルガリア・ソフィア/ATP250)に第1シードで出場。連覇に挑む。

【動画】シナー対ポスピシル2020年大会決勝ハイライト

【動画】シナーが3勝目をあげたワシントン大会決勝ハイライト

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9月28日、ATP公式サイトは大会に挑むシナーの言葉を紹介。「昨年、僕を応援してくれた観客たちがまた来てくれることを願っているよ。初めてのツアー優勝を果たした場所だから、特別な場所。戻ってくることができて感謝している」と語っている。

「昨年の大会は、とても感動的なものだった。今年は明らかに違います。トロフィーを掲げるというのはとてもうれしい気分になる。今年、タイトルを防衛するために来ている。タフな道のりになると思うけどね」

今シーズン、シナーは、2月のATP250メルボルン1大会でキャリア2勝目を達成すると、3月にはATPマスターズ1000マイアミ大会で準優勝。8月、ATP500ワシントン大会でも優勝。ATPツアー最終戦レースランキングでは11位につけており、もし今大会を連覇すれば、初出場の可能性が高まる。

「(昨年の)トロフィーは、モナコにある自宅にあるよ。部屋に入って左手、まず目に入る位置に飾ってあるんだ。家に帰って、トロフィーを見ると、とてもうれしいよ。何しろ最初のトロフィーだからね」と笑顔で語ったシナー。初戦となる2回戦では、昨年の決勝で対戦したヴァセック・ポスピシル(カナダ/同68位)と再戦となる可能性もある。

“タフな道のりになる”と語ったが、昨年からトップ10選手と何度も戦い経験を積んできたシナー。ディフェンディングチャンピオンとして2度目のソフィア大会のトロフィー獲得となるだろうか。

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Photo by Takeo Tanuma