close

2021.09.30

選手情報

ハレプ、ケーヒルの後任として2013年のコーチがチームに再加入

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

SHARE

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

ハレプが母国ルーマニア人コーチを採用

先週、コーチのダレン・ケーヒル氏と計6年にわたる契約を解除した女子世界ランク15位のシモーナ・ハレプ(ルーマニア)。新チームに2019年のウィンブルドン優勝時のコーチだったダニエル・ドブレ氏と、2013年にチームの一員だったエイドリアン・マルク氏を迎えると母国メディアが報じた。

【画像】ハレプ、ケーヒル氏とともに映るコーチのドブレ氏

先週22日にハレプは、「ケーヒル、ありがとう。あなたは私をより良い選手、人間に導いてくれた」と感謝の言葉を綴り、2015年からスタートして、世界ランク1位や2018年の全仏オープン優勝などに導いた恩人との師弟関係を解消していた。

今回、ハレプのコーチの一人を務めることとなったルーマニア人のドブレ氏は、2018年末に一度ケーヒル氏が家族との時間を作るためにチームから離れ、再びコーチ就任するまでの間を支えたコーチ。2019年のウィンブルドンで2度目のグランドスラム優勝を果たした時には、中心的な役割を担っていた。

また、元ATPランキングトップ200で、ルーマニア代表としてデビスカップメンバーに12度選ばれたマルク氏は、2013年シーズンの一部でハレプをサポートしており、シーズン6勝の活躍を支えている。

今月中旬には、結婚式を挙げ、27日には30歳の誕生日を迎えたハレプ。2015年大会で優勝を果たした「BNPパリバ・オープン」(10月6~17日/アメリカ・インディアンウェルズ/WTA1000)を新チームで戦うことになりそうだ。

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma