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2021.10.14

大会情報

「第18回ピンクリボンレディーステニス大会 by Admiral全国決勝大会」優勝・福岡県代表チーム喜びのコメント&特別賞などを紹介

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優勝した福岡県チーム。左から福田実千江さん、菰田久美さん、福島菜摘さん、橋詰侑果さん

福岡県が初優勝を果たす!

女子アマチュアテニスの最高峰とされる「ピンクリボンテニス大会」全国決勝大会。神奈川・荏原湘南スポーツセンターにて10月13日(水)・14日(木)の2日間で開催された。女性プレーヤーの間でじわじわと話題になっているウエアブランド「Admiral(アドミラル)」が今年から冠スポンサーについた同大会は、乳がんの早期発見や早期治療を呼びかける「ピンクリボン運動」の推進を目的とし、2003年より日本女子テニス連盟が主催しているテニス大会。全国決勝大会は、各都道府県大会で行われた「一般の部」と「55歳以上の部」の優勝ペア2組(女子ダブルス)によって構成されるチーム戦(都道府県対抗戦)で争われた。

【画像】表彰式の写真(37枚)&大会結果(ドロー表)はこちら

新型コロナウイルスの感染症対策で無観客となった今大会は、決勝で奈良を2-0で下した福岡が初優勝を果たした。ベスト4には京都府と兵庫県が、ベスト8には宮城県、北海道、東京都、滋賀県が輝いた。また、特別賞が発表され受賞者は以下の通り。

〈特別賞〉
ピンクリボン賞:倉知尚代/永田寿子(岐阜県、一般)
会長賞:君島文江/橋本美樹(栃木県、55歳以上)
ベストドレッサー賞:山田史恵/義家しのぶ(長野県、一般)
敢闘賞:会田玲子/田中妙子(新潟県、55歳以上)
チームワーク賞:吉川規子/黒田穂波(茨城県、55歳以上)、吉田慶子/田葉聡子(茨城県、一般)

今大会、1試合も落とさずすべて2-0のストレート勝ちし強さを見せた福岡県。55歳以上カテゴリーの福田実千江さんと菰田久美さんは、「優勝はまさかの気分です! 福岡県ではエントリーした中で私たちは最年長ペアで、一般の部の2人はまだ20代半ば。“親子チーム”でまさか優勝できるとは思いませんでした」と満面の笑みが輝いていた。その一般カテゴリーの福島菜摘さんと橋詰侑果さんは「とても楽しかったです」と揃ってコメント。福島さんは「チームで団結できたところがよかった」と、橋詰さんは「決勝戦は吹っ切れて、思い切ってプレーできました」とそれぞれ話し、とびきりの笑顔を見せた。

また、今大会ではプラスチック問題に配慮し、ウイルソンから発売されているボール『TRINITI』が使用された。紙製パッケージが採用されており、プラスチック削減の効果が期待できる。出場した選手の中からは、缶に入っているボールと遜色ない印象で地球環境にも貢献できるのではないかと感じた、といった声も聞かれた。

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〈第18回ピンクリボンレディーステニス大会 by Admiral 全国決勝大会〉
●日時:
 2021年10月13日(水)9:00開会式、9:30試合開始
 2021年10月14日(木)9:00試合開始、15:00(予定)表彰式
●場所:荏原湘南スポーツセンター(神奈川県藤沢市稲荷1-9-1)
●種目:女子ダブルス
●競技方法:
 ・一般の部、および55歳以上の部、優勝者2組による団体戦
 ・8ゲームプロセット(ノーアドバンテージ方式)
 ・1勝1敗の場合は、一般および55歳以上から1名ずつ選出したペアにより第3試合を行い、勝敗を決定(第3試合は10ポイントのタイブレーク)
●使用球:Wilson TRINITI

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写真=山岡邦彦(NBP) Photos by Kunihiko Yamaoka