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2021.10.19

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ルブレフ、トップ10入りから1年「年間を通してキープできたのは大きい」[VTBクレムリン・カップ]

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ルブレフ、大会連覇をかけてモスクワ大会に強行出場

「VTBクレムリン・カップ」(ロシア・モスクワ/ATP250)で連覇を目指す第1シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア/世界ランク6位)が18日、記者会見に出席。昨年10月に果たしたトップ10入りを「年間通してキープできたのは大きい」と語った。

【動画】躍進を果たしたルブレフの2020年ハイライト

前週行われた「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/ATPマスターズ1000)のシングルス3回戦で、トミー・ポール(アメリカ/同54位)に敗れたルブレフだが、同胞のアスラン・カラツェフ(ロシア/同22位)とのダブルスでは準優勝。

その翌日となった19日に出身地であるロシア・モスクワの大会に到着。大会前記者会見に出席した。「テニスは楽しいし、旅をするのもいいものだね。アメリカからモスクワに着いたばかりで、明日試合がある時には時差もあって体力的に厳しいものがある。でも、これは当たり前のことで僕たちのスポーツの一部さ」と、ルブレフはまだツアーを戦うだけのエネルギーは残っていると語った。

現在、世界ランク6位に位置しているルブレフだが、2019年大会の優勝時は31位と挑戦者の気持ちがあった。だが、今回は昨年の全仏オープン後にトップ10入りを果たし1年間キープし、第1シードとして迎えた連覇のかかる大会。

それでも、「プレッシャーはあるけど、それは当たり前のこと。(ツアーが行われる)11ヵ月の間、毎週最高のパフォーマンスを見せることは難しいよ。でも、トップの選手だけは経験もあるし、(ダニール・)メドベデフのように、この数年間トップ10にいる選手は、こういう状況にどう対処すればいいかも知っている。良い時も悪い時もあったけど、年間を通してトップ10をキープできたのは大きいね」と語った。

9月のレーバーカップ以降、調子をキープできているというルブレフ。2年連続のツアー最終戦「Nitto ATPファイナルズ」(イタリア・トリノ)出場に向けて、母国で再びトロフィーを掲げることができるだろうか。

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