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2021.10.20

選手情報

ハレプ、8年ぶりのモスクワ大会で初戦突破! タイトル獲得は「どんなことでも可能性はある」[VTBクレムリン・カップ]

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2013年大会のチャンピオン、ハレプがロシアの若手を破り初戦突破

「VTBクレムリン・カップ」(ロシア・モスクワ/WTA500)女子シングルス1回戦が10月19日行われ、第8シードのシモーナ・ハレプ(ルーマニア/世界ランク19位)は、ワイルドカード(主催者推薦)で出場のロシアの20歳、アナスタシア・ポタポワ(同68位)と対戦。6-1、6-4のストレートで下し、2回戦進出を決めた。

【動画】ハレプ、ロシアの若手ポタポワにストレート勝利! マッチハイライト&勝利の瞬間

2013年大会のチャンピオンであるハレプは、今大会に8年ぶりの出場。初戦の相手となったポタポワとは、今年2月に行われた「ギプスランド・トロフィー」(オーストラリア・メルボルン/WTA500)の2回戦でも対戦しており、6-4、6-4のストレートで勝利している。

この日の試合、ハレプはポタポワの積極的な攻撃をしのぎ、リターンゲームでデュースに持ち込むと、ラリー戦を制して3度のブレークに成功。勝負所での強さが光ったハレプが6-1で第1セットを奪う。

続く第2セットでも先にリードを手にしたハレプだが、ミスを恐れず果敢に攻めるポタポワを前に2度のブレークを許してリードを守れない。それでも4-4の第9ゲームで再びリードを奪うと、サービング・フォー・ザ・マッチとなった第10ゲームでは、3度のブレークポイントを握られながらも、2度目のマッチポイントで勝利を決めた。

試合後、「タフな試合だったわ。第1セットを楽に取っても、難しくなるのはわかっていた。最後まで自信を持ってプレーできたし、今日はサーブにも助けられた」と簡単な試合ではなかったとコメント。また、8年ぶりのタイトル獲得について問われ、「怪我をしていたからタイトルを考えるのは難しいけれど、どんなことでも可能性はある。だから、どの試合でも全力で戦うし、もっとモスクワで試合をしたいわ。ここでプレーするのが好きだし、2013年の素晴らしい思い出がある」と意気込んだ。

2回戦でハレプは、ベロニカ・クデルメトワ(ロシア/同32位)と対戦する。

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