2021.10.25

新型コロナウイルスの影響で、WTAルーマニア大会が無観客開催に

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現地10月23日、「トランシルバニア・オープン」(10月25日〜31日／ルーマニア・クルジュ＝ナポカ／WTA250)は、大会を無観客で開催すると発表した。

【動画】SNSに投稿したラドゥカヌの練習動画をチェック

ルーマニアでは、現在、新型コロナウイルスの変異ウイルス(デルタ株)を中心とした第4波を迎えており、1日1万5,000人の新規患者、同400人超の死者数が生まれるなど、これまでで最悪の状況を迎えている。そういった状況を受けて、土壇場で政府により、無観客の決定がなされたのだという。ルーマニアでは、ワクチンに懐疑的な見方が根強く、2回の接種者は国民の約3割という状況となっている。

トランシルバニア・オープンは、第1シードに地元のシモーナ・ハレプ(ルーマニア／世界ランク18位)、第3シードに、18歳のUSオープン女王でルーマニア出身の父を持つエマ・ラドゥカヌ(イギリス／同23位)が出場する予定となっている。

久しぶりの無観客開催となる大会、ファンからの応援が得られないことで、選手たちのパフォーマンスにも影響を与えることになりそうだ。

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