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2021.11.06

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ジョコビッチが大会7度目のベスト4! 本調子に及ばずも「この状況は何度も経験している」[ロレックス・パリ・マスターズ]

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Photo by Getty Images

ジョコビッチ、史上最多37度目のマスターズ制覇にあと2勝

11月4日、「ロレックス・パリ・マスターズ」(フランス・パリ/ATPマスターズ1000)シングルス準々決勝が行われ、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア/世界ランク1位)が、テイラー・フリッツ(アメリカ/26位)を6-4、6-3で下し、ベスト4に進出。史上最多37度目のATPマスターズ1000制覇にあと2勝とした。

【動画】ジョコビッチとフリッツの白熱ラリー&マッチハイライト

この日の試合、ジョコビッチは先にブレークしリードを奪う展開となったが、フリッツのセンターへの深いショットに加え、ここ一番でスーパーショットに苦しめられリードを守ることができない。それでも5-4でこのセット3度目のブレークに成功して第1セットを奪うと、続く第2セットでも2度のブレーク。ストレートで試合を決め、同大会6度目の優勝へまた一歩前進した。また、優勝すれば、ラファエル・ナダル(スペイン/同5位)を抜いて、史上最多37度目のATPマスターズ1000制覇となる。

試合後、「USオープン決勝以来、約2ヵ月もの間、試合に出ていなかったことを考えれば、2試合目でいい感じだった」と振り返ったジョコビッチ。だが、第1セット5-3で迎えたサービング・フォー・ザ・セットで、ラブゲームでブレークを許すなど、試合を左右する場面で決めきれず。「準決勝に進出できて満足しなければならないが、改善しなければならないこともある」と、まだまだ本調子には程遠いようだ。

それでも、「これまでにこういう状況を何度も経験しているから、次の日に分析し修正するのに役立つ。僕は自分自身のテニスを信頼しているし、コートで過ごす時間が増えれば、より良いプレーできる」と、試合数を重ねれば、不安も解消されていくとした。

準決勝では、第7シードのフベルト・フルカチュ(ポーランド/同10位)と対戦。ツアー最終戦「Nitto ATPファイナルズ」(イタリア・トリノ)でも戦う可能性がある相手なだけに、久しぶりに出場した大会でトップ10相手にどのような戦いを見せてくれるか、注目したい。

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