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2021.11.17

選手情報

棄権のベレッティーニが悲痛な思いを綴る、「考えて、反省して、泣いて最終的に決めました…」[Nitto ATPファイナルズ]

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悩み抜いた末に棄権を決めたというベレッティーニ

現地11月16日、「Nitto ATPファイナルズ」(イタリア・トリノ)を棄権したマッテオ・ベレッティーニ(イタリア/世界ランク7位)が自身のインスタグラムで「考えて、反省して、泣いて(棄権を)最終的に決めました…」とその思いを綴った。

【SNS】ベレッティーニが投稿したInstagramはこちら

【動画】DAY1ベレッティーニ対ズベレフハイライトをチェック


14日に行われたアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/同3位)戦、第2セットで左の腹筋を痛めて棄権となったベレッティーニは、会見で「医師と一緒にチェックをして、次の2試合をプレーできないということにならないことを願っている」と語っていたが、結果的に棄権という苦渋の選択をした。


左手で目頭を押さえる写真に、「考えて、反省して、泣いて、(棄権を)最終的に決めました…。私のファイナルはここで終わり、台無しです。イタリアで開催される最も重要なテニスイベントをこのような形で棄権しなければならないとは思ってもみませんでした。実は、もう一度皆さんの前でプレーしたいという気持ちが強かったのですが、自分の体は、次の試合に立ち向かう準備ができていないと感じて決断しました。長年の努力と汗で得たものを奪われたようで、悲しいと言っても過言ではありません。簡単な決断ではありませんでしたが、私にとっても、私のキャリアにとってはベストな決断だったと確信しています。いつも応援してくださってありがとうございます。また、何千通ものメッセージを送ってくださり、感動しました。ありがとうございました。マット」と綴ったベレッティーニ。16日は、プラクティスコートで練習も行っていただけに、ギリギリの中で棄権を選択したようだ。

代替出場となった同胞のヤニック・シナー(イタリア/同11位)は、フベルト・フルカチュ(ポーランド/同9位)に6-2、6-2で勝利している。



Nitto ATPファイナルズ
日程/2021年11月14日(日)〜21日(日)
開催地/イタリア・トリノ:パラ・アルピツアー
賞金総額/725万ドル(約8.3億円)
ポイント/ラウンドロビン1勝:200ポイント、準決勝勝利:400ポイント、決勝勝利:500ポイント、無敗優勝:1500ポイント
サーフェス/室内ハード(グリーンセット)
試合球/ダンロップATP

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Photo by Takeo Tanuma