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2021.11.22

選手情報

[NY便り]ウィル・スミスは父激似。ウイリアムズ姉妹を育てた父の映画『キングリチャード』はその描写が見事だった

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ウィル・スミス氏の演技は、当時の映像を見ているかのよう

ビーナス・ウイリアムズ、セリーナ・ウイリアムズというテニスの女王姉妹を育て上げた実の父であり、テニスコーチであるリチャード・ウイリアムズ氏の実話が映画化となった『キングリチャード』(邦題『ドリームプラン』2022年2月23日公開予定)のプレミアが現地11月19日に開催された。

【写真】ウィル・スミスとウィリアムズ姉妹が一緒に記念撮影

【動画】セリーナ・ウィリアムズもInstagramで映画を紹介


リチャード役を演じるのは、『メン・イン・ブラック』シリーズや『インデペンデンス・デイ』などの代表作で知られるウィル・スミス氏。生まれ育った環境のハンディやテニスという白人社会のスポーツに立ち向かい、無名だったリチャード氏が果敢な行動力、交渉によって道を切り開いていくところが見どころと言われている。

今回、その話題作をいち早く鑑賞したのだが、非常に興味深い作品となっている。
個人的にまず目に入ったのは小物や風景。時代ごとに使われていたラケットやウエア、ラケットバッグ、テニスコートの風景などが忠実に再現されているのだ。古くからのテニスファンは、ここはくすぐられるはず。また、アメリカを代表するコーチとして知られる故ビック・ブレーデン氏やリック・メイシーといった登場人物も、本人の雰囲気を見事に醸し出している。

そして、この手の映画やドラマに付き物なのが、プレーの違和感だが、当時ならではの打ち方や試合後の態度、ジュニアの試合にありがちな状況の描写まで、忠実に再現されている。テニスの技量についても、(映像処理をしていなければ)これまでにないほどに高度なものになっている。何よりリチャード氏を演じるウィル・スミス氏の映像は、まるで当時のドキュメントを見ているかのようなクオリティーだ。だからこそ、アカデミー賞ノミネート確実と前評判も高く、スミス氏がついに主演男優賞を獲れるのではという評価もある。

当日は、テニスをよく知らない人間と鑑賞したのだが、それでも充分に楽しめる内容だったようで、「この映画を観るとウィリアム姉妹への印象も変わるはず」と素直な感想を語っていた。映画だけに、ある程度の脚色があることは否めないものの、テニス好き、テニスフリークにとっては、必見の映画となりそうだ。

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