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2021.11.26

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メドベデフ、「デビスカップは特別な大会」と3度目のタイトル獲得に意気込む[デビスカップ]

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躍進続けるロシア、女子に続いて国別対抗戦を制することができるか

11月25日、男子国別対抗戦「デビスカップ by Rakuten 2021ファイナル」(11月25日~12月5日)の記者会見にロシア代表が出席。チームを牽引するダニール・メドベデフ(世界ランク2位)は、相手のランキングは関係ないとし、「デビスカップは特別な大会」と語った。

【動画】大会3日前に開催地スペイン・マドリードに到着したメドベデフ

デビスカップファイナルズ初出場となるメドベデフは、シーズン70試合以上の出場に疲れがあるとしつつも、「パリとトリノではとても良かったから、チームのためにベストを尽くし、ポイントを獲得したい。それが僕の目標」とコメント。

「誰と対戦するか、ランキングは関係ない。だからこそ、デビスカップは特別な大会なんだ。どの試合も新たな挑戦で、自分のためだけでなく、国のためにプレーし、ポイントを獲得して次のステップに進もうとするものなんだ」と、国を代表して戦う今大会に向けての意気込みを語った。

今年は、2月の男子国別対抗戦「ATPカップ」での優勝をはじめ、3つのメダルを獲得した東京オリンピックや今月初めに行われた女子国別対抗戦「ビリー・ジーン・キング・カップ」(旧フェドカップ)、ジュニアデビスカップを制すなど、今年はロシアテニス界にとってこれ以上ない成績を収めた年。

デビスカップでも3度目のタイトルが期待されるが、これについてカレン・カチャノフ(同29位)は、「昨日のディナーでも今年はロシアテニス界にとって成功の年で、オリンピックでも良い結果を残せたと話したよ。女子はフェドカップで優勝したから僕たちもベストを尽くしたい。僕が思うに、少しずつ選手が成長しているのは素晴らしいこと。ロシアテニスが再び輝く最高の年の一つになるよ」と、女子に続いてデビスカップでも優勝したいと語った。

今大会のロシア代表には、メドベデフを筆頭にアンドレイ・ルブレフ(同5位)、アスラン・カラツェフ(同18位)、カチャノフ、エフゲニー・ドンスコイ(同173位)など年初のATPカップ優勝や東京オリンピックでメダルを獲得した選手で構成。4人のトップ30を揃えた。女子に続いて、デビスカップを制することができるのか注目だ。

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