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2021.11.29

選手情報

全豪OPに向けてタイリーCEO、オミクロン株を警戒も「現時点では計画どおり」とコメント

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2021年大会を制している大坂なおみ

“現時点では計画どおり”と語ったタイリーCEO

現地11月28日、テニス・オーストラリアのクレイグ・タイリーCEOは、地元テレビ局の番組に出演し、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン」について、政府と協力して警戒していくが「現時点では計画どおりに進めている」とコメントした。

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南アフリカで最初に報告されたオミクロン株は、27日にイギリス、ドイツ、イタリアで、28日にオーストラリア、オランダ、デンマークでも検出されている。タイリーCEOは、そのオミクロン株に触れて「政府とも話をしていますが、この変異株には、まだ多くの疑問があります。14日後にはある程度明白になっていくはず。現時点では計画どおりに進めています。予定では、12月28日に最初のチャーター便が到着します。未解決の問題がたくさんありますが、それがすぐに解決されることを願っています」とコメントした。

11月20日には、全豪オープン出場のためにはワクチンの接種が必要と正式に発表。さらに同25日には、来年1月のツアー日程を発表。1月17日に開幕する全豪オープンに向けて、男女5大会ずつ前哨戦が行われることになっている。

世界保健機関(WHO)は、「オミクロン」について、どの程度の感染力、重症化リスクがあるかはわからないこと、その把握については、数日〜数週間がかかることを明らかにしている。

2021年大会では、7ヵ国からのチャーター便を用意。到着後14日間の検疫期間があるものの、選手は1日5時間の練習ができるとして選手を迎え入れたものの、いくつかのチャーター便から陽性者が発覚。濃厚接触が疑われた錦織圭(日清食品)をはじめとする選手たちが、十分に練習ができなくなるというトラブルもあった。

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Photo by Takeo Tanuma