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2021.12.01

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ツアー最終戦優勝のムグルザ、経験積み上げ「より成熟した」と来シーズンへ自信。スペイン国王夫妻とも会談

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Photo by Getty Images

ムグルザ、キャリアグランドスラムは「常に目標」

11月30日、メキシコ・グアダラハラで開催されたWTAのツアー最終戦「アクロンWTAファイナルズ グアダラハラ」で、スペイン人初のチャンピオンに輝いた世界ランク3位のガルビネ・ムグルザが、スペイン国王夫妻に招待され、スペイン王宮のサルスエラ宮殿で会談した。

【画像】スペイン国王夫妻と会談したムグルザ

今シーズン、42勝17敗をマークし、スペイン人として初めてツアー最終戦で優勝を果たすなどツアー3勝を挙げたムグルザ。世界ランキングでも2018年8月以来となるトップ10に返り咲き、3位までジャンプアップした。

そのムグルザを祝うためスペイン国王夫妻は、王宮にムグルザを招待し、スペイン王立テニス連盟のミゲル・ディアス会長らとともに会談したという。ムグルザは自身のインスタグラムで「国王夫妻と一緒に過ごせたことを大変光栄に思います」と綴った。

その後、スペインメディア「EFE」の取材に応じたムグルザ。今シーズンを振り返り、「2020年は非常に複雑な状況だったけど、2021年はバブルや規制があっただけで、プレーすることはできたし、シーズンの終わりには逃していたものを手に入れることができた」と、満足のいく結果だったと語った。

だが、ツアー最終戦のタイトルも手に入れたムグルザにとって欲しいのは、まだ制すことのできていない全豪オープンとUSオープンのタイトル。それについても、「(グランドスラム優勝は)いつも望んでいることよ。特に去年決勝まで行ったオーストラリア(全豪)は、私が持っていないグランドスラムの一つ。そうね、キャリア・グランドスラムはしたいわね。テニス選手ならだれでもそうだけど、テニス界のトップであり続け、トロフィーを争うためのもの。常に私の目標よ」と、2017年ウィンブルドン以来となるグランドスラム優勝に向け、モチベーションが高まっているという。

今年10月で28歳と迎え、ツアーでの経験も積み上げ「アスリートのキャリアは短いけど、毎年多くのことを学んでいる。私は今、自分自身がより成熟したと考えているわ」というムグルザ。つい2週間前にシーズンを終えたばかりだが、大きな自信をみなぎらせ、来シーズンの準備を12月からスタートさせるとした。

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