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2021.12.20

選手情報

19歳のUS女王、ラドゥカヌが「BBCスポーツ・パーソナリティ・オブ・ザ・イヤー2021」を受賞、「本当に幸せです」

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「本当に素晴らしい1年となりました」と受賞を喜んだラドゥカヌ

エマ・ラドゥカヌ(イギリス/世界ランク19位)が新たな勲章を手にした。現地12月19日、BBC(英国放送協会)は「BBCスポーツ・パーソナリティ・オブ・ザ・イヤー2021」をラドゥカヌが受賞したと発表した。1954年開設の同賞は、イギリスの全スポーツ選手を対象に選ばれるMVPに当たるもの。

【動画】ラドゥカヌの受賞シーン&スピーチをチェック

【動画】ラドゥカヌUSオープン優勝ドキュメント動画(13分)をチェック


今シーズン、ラドゥカヌは7月のウィンブルドンにワイルドカード(主催者推薦)でグランドスラム初出場を果たすと、同大会で4回戦に進出。さらにUSオープンでは、予選を勝ち抜いて本戦入りを果たすと、18歳(現19歳)にして優勝。イギリス人として、1977年のバージニア・ウェイドさん以来となるグランドスラム制覇を成し遂げている。

オンラインでセレモニーに参加したラドゥカヌは、「このような候補者の中に入ることができただけでも、とても光栄なことです。ありがとうございます。本当に幸せです。スポーツ・パーソナリティ・オブ・ザ・イヤーを見て育ってきたので、偉大な受賞者の中に入ることができて、とても光栄です。イギリスのテニス界にとっても、このような賞を受賞できたことは喜ばしいことだと思います。ファンの皆さん、投票者の皆さんのおかげで、今年は本当に素晴らしい1年となりました。ウィンブルドンで地元の観客の前でプレーしたときのエネルギーは、これまで感じたことのないものでした」と喜びを語っている。

テニス選手としての受賞は、2016年のアンディ・マレー(イギリス/同134位、※2013、2015、2016年に受賞)以来。

前週、出場予定だったエキジビションマッチ「ムバダラ・ワールド・テニス選手権」(アラブ首長国連邦・アブダビ)は、新型コロナウイルスのPCRテストで陽性反応が出て欠場に。オンラインでの出演とはなったが、笑顔でスピーチをする姿を見ると、体調も問題ない様子。2022年シーズンも台風の目となるか、楽しみである。

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Photo by Takeo Tanuma