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2021.12.20

選手情報

東京五輪金メダルのズベレフが、ドイツ年間最優秀男性スポーツ選手を受賞

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Photo by Getty Images

ズベレフ、グランドスラム優勝へ「実現するためにはなんでもやる」

12月20日、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/世界ランク3位)が、ドイツ年間最優秀男性スポーツ選手を初受賞した。

【画像】ズベレフ、授賞式でガールフレンドのトマラさんらと2ショット

今シーズン、ズベレフは東京オリンピック男子シングルス金メダルに加えて、ATPマスターズ1000大会で2度、ツアー最終戦のNitto ATPファイナルズを3年ぶりに制覇するなど、6大会で優勝する活躍を見せた。

ガールフレンドのソフィア・トマラさんや兄でコーチのミーシャ・ズベレフと出席したズベレフは、「毎日、家で金メダルを見ているんだ(笑)」と告白。さらに「オリンピックでの金メダルは、スポーツで達成できる最高のものだと思っている。グランドスラムは、それに太刀打ちできるものではないし、ほかのATPトーナメントも同様だ」と語った。

そして次なる目標として立てているのが、グランドスラムのタイトル獲得だ。「一つだけ言えることは、そのために全力を尽くすということ。可能な限りの仕事をし、実現するためになんでもやる」とし、ボリス・ベッカー以来となるドイツ人男子で世界ランク1位を狙う。

なお、1947年に始まった同賞は、男女、チーム、障害者の男女、障害者のチームの6つの部門に分かれており、テニス選手ではシュテフィ・グラフ(1986〜1989年、1999年)が過去最多の5度受賞。ベッカーが4度(1985年、1986年、1989年、1990年)、アンゲリーク・ケルバー(2016年、2018年)が2度、ミヒャエル・シュティッヒも1991年に受賞している。

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