close

2022.01.11

選手情報

サバレンカが21本のダブルフォールトとまたもサーブ大乱調で敗れ、全豪に不安残す[アデレード国際2]

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

SHARE

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

2試合連続でサーブが大乱調となったサバレンカ

1月11日、WTA250「アデレード国際2」シングルス1回戦、第1シードのアリーナ・サバレンカ(ベラルーシ/世界ランク2位)は、レベッカ・ピーターソン(スウェーデン/同93位)と対戦。試合を通じて21本のダブルフォールトとサーブが乱れ、7-5、1-6、5-7の逆転で敗れた。

【動画】サバレンカ、サーブ大乱調の2回戦ハイライトをチェック
(動画内3分9秒にはアンダーサーブ、4分30秒にはサイドに大きく外れるサーブのシーンも)

第1セット、11本のダブルフォールトを犯し、2度ブレークされたサバレンカだが、逆に3度のブレークを奪って7-5でセットを先取する。しかし、第2セットで7本のダブルフォールトを犯し、4つのサービスゲームをすべてブレークされて、1-6で落とすと最終セットでも、3ブレークを献上して5-7で敗れた(このセットはダブルフォールト3本)。
試合の中では、サービスラインをはるかに超えるセカンドサーブや低い軌道でネットするなどもみられ、何度もアンダーサーブを使うシーンもあった。イップスなのかコンディションなのか、何かしらのトラブルを抱えていることは明らだろう。

第3セット、3-4のチェンジオーバーの際には、主審が声をかけるシーンも。なんと答えたかは定かではないものの、サバレンカは否定するジェスチャーをしてコートに向かうと、続くゲームでは涙を流すシーンもあった。

サバレンカは前週、WTA500「アデレード国際1」に出場し、初戦となる2回戦でカーヤ・ユバン(スロベニア/同100位)に6(6)-7、1-6で敗れているが、この時も18本のダブルフォールトを犯している。

ここまで記者会見はなく、サーブについてのコメントは出ていないが、1月17日開幕の全豪オープンに向けて心配は残るところ。前回大会ではベスト16となっている。


無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

Photo by Takeo Tanuma