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2022.01.20

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第3シードのムグルザ、チャンスなく2回戦敗退「自分のレベルに驚き、失望した」[全豪オープン]

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©Tennis Australia

昨季、最終戦優勝のムグルザが2回戦敗退

1月20日、全豪オープン4日目、女子シングルス2回戦が行われ、第3シードのガルビネ・ムグルザ(スペイン/世界ランク3位)は、アリーゼ・コルネ(フランス/同61位)に3-6、3-6のストレートで敗戦。試合後には「自分のレベルに驚いているし、失望した」と語った。

【動画】ムグルザが世界61位コルネにストレートで敗戦 マッチハイライト

昨シーズン、ツアー2勝を挙げて最終戦「WTAファイナルズ」を制したムグルザ。全豪オープンは、2020年に決勝進出を果たしており、2017年ウィンブルドン以来のグランドスラム制覇を狙っていた。

だが、試合はコルネの一方的な展開となった。ムグルザは序盤からアンフォーストエラーが止まらず、第2ゲームでブレークを許してセットを失う。あとがなくなったムグルザは、第2セットに入ってから果敢にネットに出てポイントを奪うも、すぐにコルネも対応。第5ゲームでパッシングショットを決められ、ブレークを許すと、そのままチャンスすら与えてもらえず、ストレートで敗れた。

試合後、ムグルザは「タフな一日だった。自分のプレーにまったく自信が持てず、サーブもショットもうまくいかなかった。戦術も正しい判断ができなかったと思う。加えて、彼女(コルネ)はとてもいいプレーで、堅実だった。彼女は上位の選手と対戦した時に良いプレーができるのだと思う。ともかく自分のレベルに驚いているし、失望もしている」と、ひどい内容でショックを受けているという。

その原因について、ムグルザは明らかに調整不足だったとし、フィジカル的にベストな状態ではなかったとコメント。というのも、シーズン開幕前に新型コロナウイルスがチームに広まったためで、「私たちは15日間も離れていたのよ。全豪オープンシリーズに出場して良いプレーをするための準備が大変だった。体力的にもベストな状態ではなかったし、ストレスのたまる年明けだった」と満足のいく練習ができなかったと述べた。

それでも、「1年の中でも特にこの時期は難しい。シーズンの初めは最後の仕上げをしているようなもの」だと結果を受け入れたムグルザ。今後に予定しているアラブ首長国連邦・ドバイやカタール・ドーハでの大会に向けて前を向いていきたいとした。

※ランキングは1月17日付のもの



■全豪オープン2022
日程/2022年1月17日(月)〜30日(日)
開催地/オーストラリア・メルボルン:メルボルンパーク
賞金総額/7,500万豪ドル(約62.7億円)
男女シングルス優勝賞金/440万豪ドル(約3.7億円)
サーフェス/ハード
試合球/「ダンロップオーストラリアンオープン」

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