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2022.01.21

選手情報

シャポバロフが全豪初の4回戦進出、211cmオペルカとの攻撃テニス対決を制す[全豪オープン]

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オペルカを動かしてミスを引き出したシャポバロフが勝利

1月21日、全豪オープン5日目、男子シングルス3回戦。第14シードのデニス・シャポバロフ(カナダ/世界ランク14位)は、第23シードのライリー・オペルカ(アメリカ/同29位)と対戦。7-6(4)、3-6、6-3、6-4で勝利し、全豪オープンでは初となる4回戦進出を決めた。

【動画】シャポバロフ対オペルカ全豪3回戦ハイライトをチェック

シャポバロフはコート広く使い、相手を動かしてウィナーを狙う。一方のオペルカは時速230kmに迫るサーブ、そして一発の強打でポイントを狙う。「攻撃テニス」対「攻撃テニス」という図式となった両者の戦い、試合開始からテンポのいい攻撃が続いていく。

第1セット、オペルカサーブの第7ゲームは、シャポバロフが粘ってロングゲームになる。するとゲーム終盤、オペルカのバックハンドに連続ミスが出て、18ポイントの末にシャポバロフがブレークに成功する。しかし、集中力の反動か、直後のゲームでシャポバロフは3本のダブルフォールトを犯して、オペルカがブレークバック。そのまま、タイブレークとなると、オペルカにミスが出てシャポバロフが7-6(4)で先取する。

第2セットはキープ合戦となるが、第7ゲームでシャポバロフのサーブが不安定になると、ストロークのミスも重なってオペルカがブレークに成功。そのまま、6-4で第2セットを取り返す。続く第3セット、第6ゲームの30-30でオペルカがダブルフォールト。続くポイントでシャポバロフがダウン・ザ・ラインにきれいなフォアハンド・ウィナーを決めてサービスゲームを破ると、そのまま6-3でセットを奪う。

第4セット第4ゲームでのブレークチャンスをものにできなかたオペルカ。続くゲームでブレークを許す。その後、ブレークバックのチャンスは訪れず。6-4で締めたシャポバロフが全豪オープンで初の4回戦進出を決めた。

シャポバロフはウィナー39本、アンフォーストエラーが33本を記録。オペルカのサーブを63%返球している。対するオペルカは、46本のウィナーをマークしたものの、アンフォーストエラーも46本と多くなってしまったうえに、ファーストサーブ成功率も61%と上がらなかった。



■全豪オープン2022
日程/2022年1月17日(月)〜30日(日)
開催地/オーストラリア・メルボルン:メルボルンパーク
賞金総額/7,500万豪ドル(約62.7億円)
男女シングルス優勝賞金/440万豪ドル(約3.7億円)
サーフェス/ハード
試合球/「ダンロップオーストラリアンオープン」

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