2022.01.22

ハレプ、ブレーク率72％で5年連続16強! 開幕から8連勝に「試合を楽しんでいる」[全豪オープン]

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Photo by Getty Images

ハレプ「コートに立つたびにチャンスがあると確信できた」

1月22日、全豪オープン6日目、女子シングルス3回戦が行われ、第14シードのシモーナ・ハレプ(ルーマニア／世界ランク15位)は、ダンカ・コビニッチ(モンテネグロ／同98位)と対戦。6-2、6-1で下し、5年連続となるベスト16入りを果たした。

【動画】ハレプ、開幕から8連勝でベスト16入り! 3回戦マッチハイライト

前哨戦「メルボルン・サマー・セット1」(オーストラリア・メルボルン／WTA250)でツアー23勝目を挙げたハレプ。今大会では、サービスキープに苦しむ場面がありながらも、それ以上にリターンゲームでのブレーク率は高く、17ゲーム中12ゲーム(70.5％)でサービスゲームを破っている。

その好調さはこの日の試合でも変わらず。攻撃力のあるコビニッチだが、ハレプは厳しいコースへのショットも粘り強くプレーしてミスを引き出す。たとえウィナーを決められても、次のポイントではラリー戦に持ち込んで、プレッシャーをかけ続けた。結局、第1、第2セットとも3度ずつコビニッチのサービスゲームを破って、ストレート勝ち。リターンゲームの奪取率を72％に上げ、全豪オープンでは5年連続となるベスト16入りを果たした。

昨年5月に左ふくらはぎの怪我でツアーから離れたハレプ。その時には「ひどく疲れていたし、怪我にもおびえていた。テニスが嫌いになったから辞めるとは思っていないけど、怪我をしたからテニスを辞めるかもしれないと思っていた」と、メンタル的に辛い時期だったという。

だが、3ヵ月の休養の後、試合を重ねるうちに調子を上げ、今シーズンは開幕から8連勝。「フィジカル的にとてもいい感じよ。メンタル的にも自信があるし、試合を楽しんでいるの。そのおかげでポジティブになれたし、コートに立つたびにチャンスがあると確信できるようになった。自分はいい位置にいると思うし、ここでは良いテニスができると信じている」と、フレッシュな気分で戦うことができていると語った。

4回戦でハレプは、アリーゼ・コルネ(フランス／同61位)の勝者と対戦。コルネは2回戦で第3シードのガルビネ・ムグルザ(スペイン／同3位)に6-3、6-3で勝利すると、3回戦では第29シードのタマラ・ジダンセク(スロベニア／同29位)を4-6、6-4、6-2で下している。

※ランキングは1月17日付のもの

■全豪オープン2022
日程／2022年1月17日(月)〜30日(日)
開催地／オーストラリア・メルボルン：メルボルンパーク
賞金総額／7,500万豪ドル(約62.7億円)
男女シングルス優勝賞金／440万豪ドル(約3.7億円)
サーフェス／ハード
試合球／「ダンロップオーストラリアンオープン」

【特集】全豪オープン2022の記事はこちら

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