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2022.02.04

選手情報

全豪8強のモンフィス、世界83位イマーに58分でストレート負け。「旅の疲れも残っているし、今は自信がない」[南フランス・オープン]

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モンフィスが地元大会で悔しい2回戦負け

現地2月3日、「南フランス・オープン」(フランス・モンペリエ/ATP250)シングルス2回戦、第3シードのガエル・モンフィス(フランス/世界ランク16位)は、ミカエル・イマー(スウェーデン/同83位)と対戦。1-6、2-6、試合時間58分で敗れる波乱が起きた。

【動画】モンフィスvs.イマー2回戦ハイライトをチェック

第1セット第1ゲーム、モンフィスはストロークミス、ダブルフォールトなどで15-40といきなりピンチを迎える。サービスポイントで、なんとかデュースまで持っていったが、4度目のブレークポイントを握られると、52本のラリーの末にモンフィスが根負け。いきなりブレークを許す。

モンフィスを元気付けようと、観客から声援が飛ぶ。しかし、続くイマーのサービスゲーム、ラブゲーム・キープを許すと、第3ゲームでもブレークされてしまう。
第5ゲームで初キープに成功したものの、第7ゲームで再びブレークを許し、第1セットを1-6で落とす。

このまま終われないモンフィスは第2セット第2ゲーム、サービスエース2本で30-0とすると、続くポイントでもサーブで押してネットで決めて40-0とゲームポイントを迎える。しかし、ここからストロークミス、ダブルフォールトで5連続失点。ブレークされてしまう。

この日は、強烈なウィナーも見せる一方、ショットの精度が今ひとつだったモンフィス。その後、なんとかキープは続けたものの、ブレークバックのチャンスは訪れず。第8ゲームでもブレークされてしまい、2-6で敗れた。

地元での大会で良いところを見せられなかったモンフィスは試合後、SNSに下記メッセージを出している。

「今夜はよくなかった。勝利やポジティブな面ばかりを言うのは避けたい。こうすればよかったなどと言うのは、あまりにも簡単なことだ。全豪オープンの疲労から十分に回復して、モンペリエに臨めると思ったけど、残念ながらそうではなかった。旅の疲れも残っているし、今は自信がない。数日前のブースター注射も効かなかった。

今年最初のフランスでの大会、多くの人が私にベストの状態を期待していたと思うので、私は失望している。それでも、シーズンはまだ始まったばかり。素晴らしい試合もあれば、腐った試合もあり、失望もあれば勝利もある。でも、それがテニスなんだ。勝つのも一緒だが、負けるのも一緒。今は回復して次の大会に備える時期だ。応援ありがとうございました!」

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