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2022.01.21

選手情報

モンフィス、世界19位ガリンを破って2年ぶりのグランドスラム16強。3試合連続でセット落とさず[全豪オープン]

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モンフィス、3試合連続のストレート勝利で4回戦へ

1月21日、全豪オープン5日目、男子シングルス3回戦が行われ、第17シードのガエル・モンフィス(フランス/世界ランク20位)は、第16シードのクリスチャン・ガリン(チリ/同19位)と対戦。7-6(4)、6-1、6-3で下し、2年ぶりにグランドスラムでベスト16入りを果たした。

【動画】モンフィス、3試合連続のストレート勝利! 前哨戦優勝の勢い変わらず マッチハイライト

前哨戦「アデレード国際1」(オーストラリア・アデレード/ATP250)で、1年11ヵ月ぶりにツアー11勝目を挙げたモンフィス。

今大会1回戦では、フェデリコ・コリア(アルゼンチン/同64位)を6-1、6-1、6-3で下すと、2回戦でもアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン/同37位)に6-1、6-0、6-4で勝利。サービスゲームを落とすことなく、3回戦にコマを進めていた。

シード対決となったこの日の試合でも、先にリードを奪ったモンフィスは、第1セット第5ゲームで足首をひねって転倒。その後プレーを続け、第6ゲームで今大会初めてブレークを許してしまう。それでも、タイブレークでは1-4から6連続ポイントでセットを奪取。第2セットも3度サービスゲームを破って、勝利まであと1セットとした。

第3セットでは時折両ヒザに手をついて疲れた様子を見せたモンフィス。それでも互いに1度ブレークして迎えた第5ゲームで、ガリンのミスに乗じてブレークすると、そのままサービスゲームをキープ。第9ゲームで3度目のブレークを奪って、ストレートで試合を決めた。

2020年9月のツアー再開以降、昨年の東京オリンピックまで勝ち星にも恵まれなかったモンフィス。それでも、「正直に言うと、去年のことは忘れようと思っていた。ただ、僕はここにいて、自分で言うのもなんだけど、気分がいいんだ。というのも、去年のアメリカでの大会以来、何ヵ月もの間、一生懸命練習し、素晴らしいテニスをしてきたからね」と、腐らずに努力を続けてきたおかげで、ここまで戦えるようになったとした。

4回戦では、ミオミール・ケツマノビッチ(セルビア/同77位)と対戦するモンフィス。全豪オープンでは6年ぶり、グランドスラムでは2019年以来となる準々決勝進出となるだろうか。

※ランキングは1月17日付のもの



■全豪オープン2022
日程/2022年1月17日(月)〜30日(日)
開催地/オーストラリア・メルボルン:メルボルンパーク
賞金総額/7,500万豪ドル(約62.7億円)
男女シングルス優勝賞金/440万豪ドル(約3.7億円)
サーフェス/ハード
試合球/「ダンロップオーストラリアンオープン」

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