2022.02.24

日比野菜緒、自身のブログでツアーを離脱する可能性があったと告白

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一度、ツアー離脱を決断したと告白した日比野

2月24日、日比野菜緒(ブラス／世界ランク94位)は、「わたしのテニス人生」と題して自身のブログを更新。テニスプロ生活から離脱する可能性があったと明かした。

【SNS】カンクン大会での写真を披露した日比野菜緒の投稿をチェック

ブログの中で日比野は、約10年、プロとして活動してきて、「前向きにテニスと向き合えるようになるまでツアーから離れるのも選択肢のひとつかもしれないと思うようになりました」と告白している。
そして自身の姉に、無期限でツアーから離れると電話で報告しようとしたところ、“楽だけは選んで欲しくない。昔の闘志溢れる感じと今何が変わったのかもう一回考えてごらん”という言葉をもらって自問。「自分も含め、今まで私を応援し、関わってくださった方たちが誇りに思えないような終わり方はしたくないと思いました」という思いに至ったと綴っている。

ツアースケジュールが過密だという論議はよく起こるが、大会すべてで100%の集中力、コンディションを保ってプレーすることなど到底不可能なこと。高待遇で大会に参加できるのは一部の選手のみで、自身に投資をし続けてツアーを転戦し、“勝たなければ明日はなくなる”、そんなストレスの中で選手たちは戦っている。だからこそ、1試合が持つ意味合いというのは非常に大きいわけだ。日比野のみならず、そういった繰り返しの中で疲れ切ってしまうという選手が少なからずいることもツアーの現状である。

「いつも温かい応援を本当にありがとうございます。自分としては、ここが再スタートと思って、また一から頑張ります！！」と同ブログの中で、改めて決意を書いている日比野の幸運を祈りたい。なお、同ブログ(https://lineblog.me/naohibino_official/)は無料で閲覧可能。心の移り変わりを記した文章をぜひご覧いただきたい。

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