2022.03.03

ブライアン兄弟がウクライナ支援に名乗り。オークション実施でスビトリーナの財団をサポート

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スビトリーナの財団を支援するため立ち上がったブライアン兄弟 Photo by Getty Images

ボブ・ブライアン「テニス界は緊密に結びついた家族だ」

3月2日、史上最強のダブルスチームの呼び声高いボブとマイクのブライアン兄弟が、ウクライナの人道支援を行うエリーナ・スビトリーナ(ウクライナ／女子世界ランク15位)の財団の資金調達のため、チャリティーオークションを開催することを発表した。

【画像】スビトリーナ、母国ウクライナのために「使命感を持ってプレー」

3月8日に、テニスを通じて子供たちに助言や励ますことを目的として結成された「ブッシュ・エース・アウトリーチ・プログラム」と、スビトリーナ自身が行っている財団が資金調達のため、「Tennis with the Stars」と呼ばれる合同イベントを開催する。

これにスペシャルゲストとして参加予定のブライアン兄弟もチャリティーオークションを実施。「Racquets for Refugees(難民にラケットを)」と名付けられたオークションは、「BNPパリバ・オープン」（アメリカ・インディアンウェルズ／3月8日～20日）の期間中に行われ、レジェンド選手やATPとWTAの現役チャンピオンから寄贈されたサイン入りテニスラケットが出品される予定だという。

ボブは「我々は皆、ウクライナで繰り広げられる悲劇を目の当たりにして心を痛めている。子供たちは防空壕や列車で逃げ出すのではなく、広場で遊んだり、テニスコートにいるべきなんだ。テニス界は緊密に結びついた家族であり、オークションを開始するときには、選手から驚くほどのサポートを得られると確信している」と述べた。

グランドスラムを16度制し、ツアー通算119勝、20年連続ツアー優勝など偉大な記録を残したブライアン兄弟は、アメリカだけでなく世界の子供たちの夢をサポートすること、育てることを目的とした財団を設立しており、「子供たちを支援する慈善団体や原因を特定しサポートすること」を使命としている。今回もまさに多くの人々をサポートするため一肌脱いだ。

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