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2022.03.14

選手情報

ウクライナ軍入りしたスタコフスキーがTV番組に出演。軍での仕事について「もちろん怖いが、それでも続けたい」

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写真提供:ゲッティ イメージズ

キエフの現状についても、“包囲されていない”と語ったスタコフスキー

3月14日、予備役(有事に際し招集される)としてウクライナ軍に入った元世界ランク31位のセルジ・スタコフスキー(ウクライナ)は、イタリアのテレビ局「LA7」に出演。軍の中でボランティアとの仲介役を担っているというスタコフスキーは、「もちろん怖い」「それでも続けたい」と語った。

【動画】スタコフスキーの出演シーンがこちら

番組の中で、ウクライナの首都キエフの状況について、「良い数字は持っていないが、ロシア軍はキエフを包囲しようとしたが、かなり応戦して多くの装甲車や戦車が犠牲になった。我々は今、包囲されていない」と現状を語ったスタコフスキー。

軍の中での仕事について、「ボランティア活動に携わっていることから、多くのボランティアとの仲介役を担っている。何が必要かを理解し、特に困っている人に手を差し伸べる。特定の人を避難させようとも試みている。街を離れたい人、子どもや女性。また、市街地や立地条件の悪い地域、あるいは周辺にロシア人がいるような地域への支援や物資の送付にも気を配っている。私たちがやろうとしていることはたくさんある。人々は最善を尽くしているため、街の状況はまだ悪くはない」と彼は今、仲介役を担っていると説明している。

「夜にはミサイルが飛んでくるかもしれないし。明日はまったく違う状況になるかもしれない。もちろん怖いが、それでも続けたい。マリウポリで小児病院が爆撃されたのを見ただろう!?」と一般人、特に子供たちへの攻撃にイラ立ちを見せた。

スタコフスキーには3人の子供がいるだけに、思い入れもより強いのだろう。3月7日には、インスタグラムに子供たちと写った家族の写真を投稿。「子供たちの未来のために…、未来のある世界のために戦っています」と綴っている。

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