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2022.03.18

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ウクライナ防衛に名乗りを挙げたドルゴポロフが英BBCに主張「ATP、WTAはロシア人の出場を禁止すべき」

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写真提供:ゲッティ イメージズ

ドルゴポロフ「すべてのロシア人は、自分たちの政府と大統領に責任があると思うべきだ」

3月17日、元世界ランク13位のアレクサンドル・ドルゴポロフ(ウクライナ)は、英BBCの取材を受けて、ATP、WTAはロシア人の出場を禁止すべきだと語った。

【写真】「今はラケットではなくこれを持っている」と兵器の写真を公開したドルゴポロフのSNS

同日、SNSでウクライナ・キエフの防衛に加わると表明したドルゴポロフは、「戦争に反対していると一言言うだけでプレーさせる、これでは十分だとは思えない」と主張。ダニール・メドベデフやアンドレイ・ルブレフなど、ロシアの選手が戦争反対を訴えているが、「個人的に彼らのことを知っているし、良い人たちであることもわかっている。悪気もないこともわかっている。それでも、ロシアはどのスポーツからもブロックされるべきだと思う。すべてのロシア人は、自分たちの政府と大統領に責任があると思うべきだ。中立であること、国旗を掲示しないだけでは何も変わらない。今やっている制裁でさえ、(プーチン大統領を)止めるのは十分ではないんだ」とコメント。ATPの人間に、さらなる措置をとるべきだと主張したという。

ITF(国際テニス連盟)およびATP、WTAは3月2日に、ウクライナに侵攻するロシアと同盟関係にあるベラルーシの選手に対して、国名・国旗の使用中止をしたうえで個人としてのツアー参加は許可し、国を代表するチーム戦(デビスカップおよびビリー・ジーン・キング・カップ)の出場停止という措置を発表している。

ATP、WTAの処分に対しては、同じウクライナのマルタ・コスチュク(女子同54位)が、「ほかのスポーツの措置を見ても、彼ら(ATP、WTA)が取った措置はあれだけでしかない。この件では、中立の立場でなんていることはできない。“戦争反対”だなんて中身がないコメントは、私を苦しめるだけだわ。ロシアの選手たちが現場にいるのを見ると、本当に胸が痛む。その選手たちがお金や物を送れないという唯一の問題を話しているのを見るのは、受け入れ難い」と処分が甘すぎると批判している。

また、ドルゴポロフは、「僕のガールフレンドが子供を連れて家を出ようとしたんだ、10日ほど前かな。その車が撃たれた。彼女たちは無事だったが、一緒にいた前の車3台が破壊された。彼ら(ロシア軍)は民間人を殺している。彼女も『友人の家族が子供や女性と一緒に殺された』と言っていた。私たちはただ怒りを感じている」と怒りが最優先となっているとも語っている。

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