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2022.03.18

選手情報

アルカラスが初のマスターズ1000で4強! 17歳年上の先輩ナダルとの対戦に「1秒1秒を大切にしたい」[BNPパリバ・オープン]

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Photo by Getty Images

ナダル、アルカラスは「情熱、才能、フィジカルが素晴らしい」

現地3月17日、「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/ATPマスターズ1000)シングルス準々決勝、第19シードのカルロス・アルカラス(スペイン/世界ランク19位)が、前年覇者で第12シードのキャメロン・ノリー(イギリス/同12位)を6-4、6-3で下し、ATPマスターズ1000大会で初の準決勝進出を決めた。

【動画】アルカラス、ブレークポイントを奪い雄叫び!&マッチハイライト

この日の試合、ノリーのテンポの良いストロークに苦しんだアルカラス。リードを許す場面が多かったが、強気な攻撃を最後までキープし、ディフェンディング・チャンピオンをストレートで下した。

試合後には、「マスターズ1000で初めて準決勝に進出できて本当にうれしい。プレーするには最高の場所だ。僕にとっては信じられないような成果」と喜んだアルカラス。

続く準決勝では、シーズン開幕から3大会で優勝し19連勝中の先輩、ナダルとの対戦する。「ラファと対戦するのはすごいことだよ。子供のころからのアイドルだから、彼と対戦するのは決して簡単なことではないが素晴らしい試合になると思う。ここで戦えることは、僕にとって素晴らしい経験だ。試合は楽しんで1秒1秒を大切にしたいね」と試合を楽しみに。

試合は現地19日に行われるため1日空く。「気楽に、ゆっくりするよ。トレーニングは少しで、休んでゴルフでもして気持ちを切り替える」とした。

一方、対戦相手のナダルは、「彼はすべての要素を持っている。情熱があり、謙虚で一生懸命。いい奴なんだ。彼は、僕が17、18歳だった頃の自分を思い出させる。情熱、才能、フィジカル的な要素もあって素晴らしい」と、アルカラスの十分すぎる才能を認めている。

「今から数ヵ月は間違いなく素晴らしいライバルになるだろうけど、僕はすごくハッピー。なぜならテニスを愛する人たちにとって、この先何年も重要なタイトルを争う素晴らしい選手を楽しみ続けることができるから。彼の成功を心から祈っている。おそらく明日以降、彼が僕と対戦することはないだろうが(笑)」と、冗談交じりに17歳年下の相手との試合を待ち望んだ。

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