close

2022.03.18

選手情報

錦織圭のコーチ、チャンが1992年に初めて達成したサンシャインダブル「常に特別な偉業だったと思う」

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

SHARE

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

写真提供:ゲッティ イメージズ

歴史ある両大会を初めて連覇したチャン

現地3月17日、ATP公式サイトは、錦織圭(フリー/同46位)のコーチを務めるマイケル・チャン(アメリカ)が1992年に達成した“サンシャインダブル※”についての記事を掲載した。

【動画】マイケル・チャンスーパーショット集をチェック

“サンシャインダブル”とは、ATPマスターズ1000大会のインディアンウェルズ大会とマイアミ大会、双方を連覇すること。チャンが初の達成者で、ピート・サンプラス(アメリカ)、アンドレ・アガシ(アメリカ)、ロジャー・フェデラー(スイス/3度達成)、ノバク・ジョコビッチ(セルビア/4度達成)と過去5選手が成し遂げている偉業である。

「1992年のインディアンウェルズでは、あまり良いプレーができていなかったんだ。タイミングも動きも良くなかった」とBNPパリバ・オープンについて振り返っているチャン。1回戦、2回戦を勝ち抜くと、3回戦では、1996年のウィンブルドン王者リチャード・クライチェク(オランダ)にフルセットの末に勝利。勢いのままに、決勝に到達するとロシアのアンドレイ・チェスノコフに6-3、6-4、7-5とストレート勝利。優勝を果たす。

そして、臨んだマイアミ大会は「ちょっと違ったね」と調子も上がっていたと語っているチャン。準々決勝でサンプラスに勝利すると、準決勝ではひと月前に世界ランク1位になったばかりのジム・クーリエ(アメリカ)と対戦する。
「ジム(クーリエ)と対戦するのが本当に、本当に楽しみだったんだ。彼はNo.1になったタイミングだった」と語ったチャンは、クーリエを6-2、6-4で下して決勝進出を果たすと、決勝ではアルベルト・マンチーニ(アルゼンチン)と対戦。7-5、7-5で下し、初のサンシャインダブルを達成している。

チャンは、「すべてのプレーヤーが、大きな大会が連続開催されることを意識している。そのインディアンウェルズ、マイアミの両方で優勝したことは、常に特別な偉業だったと思う」と語ったという。

※単に両大会を指す場合もある

【関連記事】錦織圭がチャンコーチの誕生日を祝福、「最も情熱的なコーチの50歳の誕生日、おめでとうございます」

【関連記事】錦織圭のコーチ、マイケル・チャンが史上最年少GS優勝を果たした伝説の全仏を振り返る【NY便り】

【関連記事】チーム錦織圭が勢ぞろい! マイケル・チャン氏、マックス・ミルニー氏の両コーチが揃う


無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録