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2022.03.19

選手情報

一人騒ぐ観客に主審が異例の忠告、テニスTVの動画に7.8万もの「いいね!」が付く[BNPパリバ・オープン]

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写真提供:ゲッティ イメージズ

主審のベルナルデスさんの忠告に会場からは大きな拍手が

観戦マナーが悪い形で話題になっている、今回の「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/ATPマスターズ1000・WTA1000)。現地3月17日に行われた第4シードのラファエル・ナダル(スペイン/世界ランク4位)とワイルドカード(主催者推薦)で出場のニック・キリオス(オーストラリア/同132位)の試合では、主審のカルロス・ベルナルデスさんが観客に向けて異例の忠告を行った。そのシーンをテニスTVがSNSで投稿すると、公開から1日で7.8万ものいいね!が付くなど話題になっている。

【動画】主審カルロスさんの忠告シーンがこちら

第1セット、キリオスが2度の警告を受けるなどで、ナダルが7-6(0)で第1セットを奪取。続く第2セット第2ゲームで、そのシーンは起きた。キリオスのサーブで0-15となったところで、観客が大声を上げるとカルロスさんが「サンキュー」と静かになるようにアナウンス。しかし、その観客が続けて大声を出すとカルロスさんもたまらず、その観客の方を向いて忠告をする。

「皆さん、ありがとうございます。そこのあなた、あなたです。1万人の方がここでテニスを見たがっています。それなのに、あなただけが狂ったように叫んでいますよ! お願いします」と咎めたのだ。この言葉に会場からは、大きな拍手で讃えられた。

今大会、3月12日には、大坂なおみ(フリー/同78位)に対して、「なおみ、あなたは最低よ」と罵声を浴びせて、大坂を苦しませているほか、14日には、デニス・シャポバロフ(カナダ/同13位)とライリー・オペルカ(アメリカ/同17位)の試合中には、プレー中に意図的に大声を発していたファンが席から退場させられるという事態が起きている。

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