close

2022.04.25

選手情報

18歳アルカラスが今季3勝目! 1日2試合制し、母国大会で初めてのタイトル「この大会でプレーし、優勝することを願っていた」[バルセロナ・オープン]

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

SHARE

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

アルカラス、カレーニョ・ブスタを下し今季3勝目

現地4月24日、「バルセロナ・オープン・バンコ・サバデル」(スペイン・バルセロナ/ATP500)は、23日に雨で順延したシングルス準決勝と決勝のダブルヘッダーで行われ、第5シードのカルロス・アルカラス(スペイン/世界ランク11位)が、決勝で第8シードのパブロ・カレーニョ・ブスタ(スペイン/同18位)を6-3、6-2で下し、今季ツアー3勝目を挙げた。

【動画】アルカラス、ダブルヘッダーの疲れ感じさせず今季3勝目! マッチハイライト

雨で順延していた準決勝では、先にカレーニョ・ブスタが、第6シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン/同15位)を6-3、6-4のストレートで下し、決勝進出を決める。一方、アルカラスは、第10シードのアレックス・デミノー(オーストラリア/同25位)の試合は、3時間39分の死闘の末に6(4)-7、7-6(4)、6-4で下し、決勝にコマを進めた。

迎えた決勝、今シーズンATP500リオデジャネイロ大会とATPマスターズ1000マイアミ大会でタイトルを手にしている18歳のアルカラスは、疲れを感じさせないプレーを披露。第1セットでは自身のサービスゲームで2ポイントしか落とさず、試合のペースを握ると、カレーニョ・ブスタのサービスゲームを2度破って6-3で第1セットを奪う。

続く、第2セットでもコート深くに配球したストロークでミスを引き出し、第6ゲームでブレークに成功したアルカラス。さらに5-2で迎えた第8ゲームでもサービスゲームを破り、ピンチを迎えることなくカレーニョ・ブスタを下した。

今大会は、過去にスペイン人として初めてグランドスラムを優勝したマヌエル・サンタナやアルカラスのコーチを務めるファン・カルロス・フェレーロ、ラファエル・ナダル、カルロス・モヤなどスペインの名選手が優勝している。優勝者としてともに名を連ねることについて、アルカラスは「とても意味のあることだね。この大会は子供のころから見ていた。この大会でプレーすること、そして優勝することを願っていた。名だたるスペイン選手のリストの一員になれて本当にうれしいよ」と喜びを語った。

※ランキングは4月18日付のもの

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録