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2022.05.02

選手情報

大坂なおみ、技巧派の世界47位にストレートで敗戦。ストローク戦でミスが止まらず[マドリード・オープン]

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Photo by Getty Images

大坂なおみ、高い弾道やスライスに対応できず2回戦敗退

現地5月1日、「ムチュア・マドリード・オープン」(スペイン・マドリード/WTA1000)シングルス2回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場の大坂なおみ(フリー/世界ランク36位)は、サラ・ソリベス・トルモ(スペイン/同47位)と対戦。3-6、1-6のストレートで敗れ、2回戦敗退となった。

【動画】大坂なおみ、地元スペイン選手にストレートで敗れる マッチハイライト

今大会、4度目の本戦出場となった大坂は、1回戦で前々週に行われたクレーコート大会でツアー初優勝を果たし、勢いに乗るアナスタシア・ポタポワ(同78位)を6-3、6-1で撃破。今季最初のクレーコート大会で好スタートを切った。

2回戦で対するは、地元スペインで技巧派のソリベス・トルモ。1回戦で第13シードのアナスタシア・パブリチェンコワ(同15位)をフルセットで下した選手で、大坂は過去に3度対戦し2勝1敗。直近では、2020年の「フェドカップ(現ビリー・ジーン・キング・カップ)予選 日本対スペイン」で対戦し、0-6、3-6で敗れている。

左ふくらはぎにテーピングを巻いて登場した大坂は、第1セット、コートを広く使って、力強いショットを放っていく。だが、ソリベス・トルモが高い弾道やスライスを織り交ぜ、ストローク戦に持ち込むと、大坂のミスが増加。第3ゲームで先にブレークを許してしまう。

直後のゲームで大坂は下がらず、高い打点でボールを捕らえて対応。すぐさまブレークバックに成功したが、第5ゲームでソリベス・トルモのスライスに対し、ミスが続いてサービスキープできず。再びリードを許すと、第9ゲームでもサービスゲームを破られて3-6で第1セットを落とした。

盛り返したい大坂だったが、第2セットに入ってからテーピングを巻いていた左ふくらはぎを気にしだすと、第2ゲームでミスが続いて早々にブレークを許してしまう。その後も流れを取り戻せず。第6ゲームでリードを広げられ、チャンスを握れずストレートで敗れた。

勝利したソリベス・トルモは、3回戦でダリア・カサトキナ(同23位)と対戦。カサトキナは2回戦で第4シードのマリア・サッカリー(ギリシャ/同5位)を3-6、6-3、6-1の逆転で下している。

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