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2022.05.09

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ジャバーがWTA1000初優勝「必ず報われると思ってハードワークをこなしてきた」[マドリード・オープン]

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WTA1000初優勝を果たしたジャバー

現地5月7日、WTA1000「ムチュア・マドリード・オープン」(スペイン・マドリード)シングルス決勝、第8シードのオンス・ジャバー(チュニジア/世界ランク10位)は、第12シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ/同14位)と対戦。7-5、0-6、6-2とフルセットで勝利し、初のWTA1000タイトルを獲得した。

【動画】“激闘”ジャバー対ペグラ決勝ハイライトをチェック

第1セットは一進一退の攻防に。第1ゲーム、“テクニシャン”のジャバーは、早いテンポで強打を打ち込んでくるペグラに対して、バックハンドのスライスを多用。いきなり3本のブレークチャンスを作るが、あと1本が奪えない。すると、第4ゲームで、先にブレークを許してしまう。それでも、広角にラリーを展開し、ペグラのミスを引き出すと第7ゲームでブレークバックに成功。4-5で迎えたサービスゲーム、ジャバーはセットポイントとなるブレークポイントを迎えるが、ワイドサーブから3球目攻撃でウィナーを決めて凌いでキープ。すると、続く第11ゲームで2度目のブレークに成功し、7-5でセットを先取する。

しかし、第2セット、ペグラの強打が決まりだすと、ジャバーから3ブレークを奪取。6-0でペグラがセットを取り返して最終セットに勝負を持ち込む。

その最終セット第1ゲーム、ジャバーはいきなりブレークするが、続くサービスゲーム、今度はペグラのショットが冴えてブレークバックに成功。勝負の行方は分からなくなったかに見えたが、第3ゲーム、ジャバーはリターンから展開を作ってラブゲームでブレークに成功。その後、ペグラにブレークチャンスを与えず、6-2で締めてWTA1000初優勝を決めた。

試合後の記者会見、ジャバーは「チャールストン(準優勝)、シュツットガルト(ベスト8)の結果に本当にがっかりしていたの。でも、長く待つことなく優勝できて本当にうれしいわ。必ず報われると思って、たくさんのハードワークをこなしてきたことが、実を結んだのだと思う。今の気持ちは言葉では言い表せないほど。まちがいなく、今大会の結果は大きな自信を与えてくれると思う」と頑張ってきた結果が出たと喜びのコメントを語っている。

※ランキングは4月25日付のもの


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