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2022.05.28

選手情報

世界1位シフォンテク、プレーの波あり思わぬ苦戦も4年連続16強入り! 連勝を31に伸ばす[全仏オープン]

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シフォンテク、初出場から4年連続でベスト16入り

5月28日、「全仏オープン」女子シングルス3回戦が行われ、第1シードのイガ・シフォンテク(ポーランド/世界ランク1位)はダンカ・コビニッチ(モンテネグロ/同95位)を6-3、7-5のストレートで下し、4年連続でベスト16入り。2月から続く連勝を31に伸ばした。

【動画】これぞ世界1位のラリー! シフォンテクがテンポの速いラリーでポイント奪取

2月のWTA1000ドーハ大会から5大会連続優勝を果たしているシフォンテクは、今大会でも絶好調。初戦のレシア・ツレンコ(ウクライナ/同119位)、2回戦のアリソン・リスケ(アメリカ/同43位)と計4ゲームしか落としておらず、2年ぶりの大会制覇へ順調な勝ち上がりを見せている。

この日の試合でも調子の波はありながらもシフォンテクの強さは健在。第1セット、シフォンテクは、高い打点でボールを捕らえ、コビニッチに息もつかせない怒濤の攻撃を見せる。第2ゲームは13分にも及んだが、ミスを恐れず果敢に攻め続け、7度のデュースの末に最初のブレークに成功した。

その後、第7ゲームで40-0からミスが重なってブレークを許したものの、世界1位を相手にするプレッシャーなのかコビニッチも直後のゲームでミスを連発。再びリードを奪ったシフォンテクが6-3で第1セットを先取する。

続く第2セットも第3、第5ゲームをブレークし、0-1から4ゲームを連取。だが、シフォンテクのプレーの質が落ちると、第6ゲームからコビニッチの力の押され、ポイントが奪えず。ブレークを許すと、第7ゲーム途中からコビニッチに11ポイント連続で奪われ、リードがなくなってしまう。それでも相手のミスに助けられ、第11ゲームで再びリードを奪い、7-5で試合を決めた。この勝利で、初出場となった2019年大会から4年連続でベスト16入りを果たすとともに、連勝を31に伸ばした。

4回戦でシフォンテクは、アリーゼ・コルネ(フランス/同40位)とジェン・チンウェン(中国/同74位)の勝者と対戦する。


■全仏オープン2022
日程/2022年5月22日(日)〜6月5日(日)
開催地/フランス・パリ:ローランギャロス
賞金総額/4,360万ユーロ(約59億円)
男女シングルス優勝賞金/220万ユーロ(約3億円)
サーフェス/クレーコート

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma