close

2022.05.29

選手情報

ルブレフが大熱戦を制して2年ぶり2回目となる16強入り [全仏オープン]

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

SHARE

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

写真提供:ゲッティ イメージズ

ルブレフが激しい競り合いの末にガリンを下す

5月28日、「全仏オープン」男子シングルス3回戦、第7シードのアンドレイ・ルブレフ(世界ランク7位)が、クリスチャン・ガリン(チリ/同37位)と対戦。スコア以上の大熱戦は、ルブレフが6-4、3-6、6-2、7-6(11)で勝利し、2年ぶり2回目となる4回戦進出を決めた。

【動画】“最後もフルスイング!”ルブレフ勝利の瞬間

第1セット第1ゲーム、ルブレフがフルパワーの強打でプレッシャーをかけていくと、ガリンのサービスゲームをブレークする。これで流れを引き寄せると、6-4。まずルブレフがセットを先取する。このセット、ルブレフはファーストサーブ成功率が58%と決して高くはなかったが、15本中14本とポイントを奪っている。

しかし、ガリンは第1セット中盤からストロークをオープンコートに展開し、ルブレフに万全の体勢で打たせないようにする策が奏功。第2セットでは、第2ゲームでチャンスを握るもあと1本が奪えなかったが、第8ゲームでブレークに成功し、6-3でセットを取り返す。

ロングラリーが多くなり、我慢比べの様相を呈してきた両者の戦い。第3セットは、チャンスをものにしたルブレフが2ブレークして6-2で奪取したが、続く第4セット、開き直ったのかガリンのショットがスタートからより鋭くなっていく。第1、第3ゲームと2ブレークを奪って3-0とする。ところが、良い時間帯は長く続かない。第4、第6ゲームとルブレフにブレークされてタイとなると、タイブレークへ。

1ポイント目でミニブレークを奪ったガリンだったが、すんなりいくわけがない。互いに3本ずつミニブレークを奪い合うと、スコアは2ケタに到達。最後、11オールでルブレフのフォアハンド強打を返しきれず、ミニブレークされて万事休す。第4セット7-6(11)と、会場を大いに盛り上げた対戦はルブレフが3-1で勝利した。

ルブレフは続く4回戦で第11シードのヤニック・シナー(イタリア/同12位)と対戦する(過去1勝2敗、敗戦はいずれもクレーコート)。



■全仏オープン2022
日程/2022年5月22日(日)〜6月5日(日)
開催地/フランス・パリ:ローランギャロス
賞金総額/4,360万ユーロ(約59億円)
男女シングルス優勝賞金/220万ユーロ(約3億円)
サーフェス/クレーコート

【特集】全仏オープン2022の記事はこちら


無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録