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2022.05.29

選手情報

前年覇者ジョコビッチが8強一番乗り! シュワルツマンにストレート勝利で13年連続準々決勝進出[全仏オープン]

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ジョコビッチがシュワルツマンに快勝、対戦成績を7勝0敗に

5月29日、「全仏オープン」男子シングルス4回戦が行われ、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア/世界ランク1位)は、第15シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン/同16位)と対戦。6-1、6-3、6-3で下し、13年連続でベスト8入りを果たした。

【動画】シュワルツマンに触らせないジョコビッチの柔らかなドロップショット&マッチハイライト

両者はこれまで6度の対戦があり、ジョコビッチが全勝。全仏オープンでは2017年大会で対戦しており、ジョコビッチがセットカウント1-2から逆転勝ちを収めている。

2020年11月の「Nitto ATPファイナルズ」以来、1年半ぶりの対戦となったこの日の試合、第1セットでジョコビッチは、コートを広く使ってストローク戦を展開。シュワルツマンを後ろに下げると、タイミング良くドロップショットを放つ。

シュワルツマンを応援する“ディエゴ”コールが起こる中、ジョコビッチが第4ゲームで先にブレークに成功すると、その後も堅い守備で反撃を許さず。第6ゲームもブレークし、5ゲームを連取して6-1で第1セットを奪った。

第2セット、シュワルツマンのショットの精度が上がってくると、第2ゲームでサービスゲームを破られてしまう。その後、ブレークバックし追いついたジョコビッチだが、第6ゲームで再びピンチに。だが、ここで集中力を高めたジョコビッチは、3本のブレークポイントを守り切る。

ピンチの後にチャンスあり。完全にシュワルツマンの勢いを止めたジョコビッチは、直後の第7ゲームをラブゲームで破ると、第9ゲームもブレーク。0-3から6ゲーム連取で第2セットも奪う。

勝利まであと1セットとしたジョコビッチは、第3セットでもストローク戦を制し、要所を締めてストレート勝ち。2010年大会から13年連続で準々決勝進出を果たした。

準々決勝でジョコビッチは、第5シードのラファエル・ナダル(スペイン/同5位)と第9シードのフィリックス・オジェ・アリアシム(カナダ/同9位)の勝者と対戦する。


■全仏オープン2022
日程/2022年5月22日(日)〜6月5日(日)
開催地/フランス・パリ:ローランギャロス
賞金総額/4,360万ユーロ(約59億円)
男女シングルス優勝賞金/220万ユーロ(約3億円)
サーフェス/クレーコート

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma