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2022.06.01

選手情報

ズベレフ、19歳アルカラスの快進撃をストップ! 2年連続2度目のベスト4進出「胸がいっぱいで言葉にならない」[全仏オープン]

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ブレークは1ゲームだけ、ほぼ完璧なサービスゲームを展開したズベレフが勝利

5月31日、「全仏オープン」男子シングルス準々決勝、第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/世界ランク3位)と第6シードのカルロス・アルカラス(スペイン/同6位)が対戦。ほぼ完璧なサービスゲームを展開したズベレフがブレークを許さず、6-4、6-4、4-6、7-6(7)で勝利して2年連続2度目の準決勝進出を決めた。

【動画】アルカラス、ズベレフのスーパーショットをチェック

対戦成績は、ズベレフの2勝1敗。だが、直近のATPマスターズ1000「ムチュア・マドリード・オープン」での対戦は、アルカラスが6-3、6-1で勝利している。注目の試合は、見応えあるものとなった。

第1セット、まずチャンスを握ったのはズベレフ。第4ゲームでブレークポイントを迎えると、アルカラスがサーブ&ボレーに出たがミスに。このブレークで、より大胆に強打を放っていくズベレフ。チャンスを与えず、6-4でズベレフがセットを先取する。このセット、アルカラスは16本のアンフォーストエラーを犯している(ズベレフは7本)。仕切り直したいアルカラスは、第2セット開始からエネルギーを上げてプレー。しかし、ズベレフのサービスゲームに隙はなし。第7ゲームで先にブレークしたズベレフが6-4で奪取する。

マッチポイントを握られながら勝利した2回戦では、「チャンスが来ると信じていた。ずっと自分を信じていたんだ」と語っていたアルカラス。あとがなくなった第3セット、集中力を保ってキープを続けていく。すると第10ゲーム、15-40とブレークチャンスを迎えるとセットポイントとなったこのポイントでドロップショットを決めて6-4、アルカラスが1セットを奪い返す。

第4セット、アルカラスのショットが安定してきたことで、両者のキープが続く。しかし、先にブレークしたのはズベレフ。第9ゲーム、15-40とされたアルカラスは、1本凌いだが痛恨のダブルフォールトを犯してしまう。これで万事休すかと思われたが、アルカラスは自分を信じ続けた。続くズベレフのサービング・フォー・ザ・マッチ、吹っ切れたかのようにアルカラスのスーパーショットが続き、土壇場でブレークバックに成功する。

そしてタイブレークへ。痺れるような緊張感の中で、スーパーショットを続けミニブレークを奪い合う両者。5-5でアルカラスは、バックハンドをダウン・ザ・ラインに決めてセットポイントを迎えるが、ここを取り逃がす。これが最後のチャンスだった。8-7とズベレフにマッチポイントを握られると、最後はリターンエース。7-6(7)で締めて、ズベレフがアルカラスの快進撃を止めた。

オンコートインタビューで、「最終的には最高のテニスが必要だと思っていた。実際、彼は何度もカムバックしてきた」と語ると、インタビュアーの質問に対して言葉が出ず。「いつもはもっと話せるけど、今は胸がいっぱいで言葉にならない」とズベレフは言葉を絞り出した。それだけ厳しい戦いだったということだろう。

勝利したズベレフは続く準決勝で、このあと行われる第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア/世界ランク1位)対第5シードのラファエル・ナダル(スペイン/同5位)の勝者と対戦する。



■全仏オープン2022
日程/2022年5月22日(日)〜6月5日(日)
開催地/フランス・パリ:ローランギャロス
賞金総額/4,360万ユーロ(約59億円)
男女シングルス優勝賞金/220万ユーロ(約3億円)
サーフェス/クレーコート

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